あっという間に6月に入ったが、2020年は初っ端から大荒れだった。
アメリカは年初早々、イランのガセム・ソレイマニ司令官を爆殺した。その頃、中国では「謎の肺炎」が爆発的に流行しており、中国政府が問題の隠蔽に走ったので、これが数ヶ月でパンデミックを引き起こした。
感染者と死者は欧米で膨れ上がり、さらに中南米やインドやアフリカでも止めることができなくなって今に至っている。
中国発コロナウイルスについては、まだワクチンや治療薬ができていないので、各国政府は「都市封鎖」という手法でこれを乗り切ろうとした。しかし、その結果として必然的に起きたのは、街の小さな商店の大量倒産と失業者の増大だった。
中央銀行や政府は、無尽蔵の金融緩和と財政出動によって状況を変えようとしたのだが、その結果起きたのは、中小企業・小規模事業者がバタバタ潰れて失業者の群れが膨れ上がる中で「株価だけが上昇する」という世界だった。
株価が上昇すると、どうなるのか。株式を保有することができる富裕層が先に資産を回復させたのである。
「資産を回復させた」だけでなく、積極的な投資で資産を膨らませた投資家もいる。(マネーボイス:10万円給付を待ちわびる一般国民を尻目に、富裕層はもう大きなプレゼントを受け取っている=鈴木傾城)
CNNは、失業手当を申請した米国人の数は4300万人近くに上る一方で、富裕層の資産が3ヶ月で約62兆円増えたことを報じている。(鈴木傾城)

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