難しい時代は何もしない。バクチ銘柄を扱わない長期投資家は高みの見物でいい

難しい時代は何もしない。バクチ銘柄を扱わない長期投資家は高みの見物でいい

中国発コロナウイルスは今もなお猛威を振るっていて、感染者の拡大が止まらない。2020年7月23日の時点で、世界の感染者は1500万人を超えたことが報告されている。死者は約64万人。

感染者が最も多いのはアメリカで、感染者数は400万人超えとなっており、日本国内でも感染者は累計で3万人を超えている。

「コロナに感染しても大半は風邪程度なので大騒ぎするのはおかしい」と主張する人もいる。一方で「感染者には後遺症が残るので甘く見ない方がいい」と述べる医師もいる。

「風邪程度と言っている人が動き回ることによって、基礎疾患を持つ人や高齢者に感染させて死者を増やすので責任を持つべき」と主張する人がいる一方で、「基礎疾患を持つ人や高齢者はいっそのことコロナで淘汰された方がいいのではないか」と冷酷に言い放つ人もいる。

コロナに対しては、受け止め方が人によってそれぞれ違っている。どちらの主張や意見が正しいか正しくないかを考えるのは、あまり意味がない。人はそれぞれ考えたいように考えるし、言いたいことを言う。

それよりも、「コロナのパンデミックが世界を混乱させている」という社会現象をそのまま受け止め、「何が起こり得て何が起こり得ないか」を考える方が役に立つ。

コロナの性質は「伝染病」なので、人々は他人との接触を控え、家にこもり、必然的に消費しなくなる。そのため、多くの企業が売上と利益を落として経済は悪化していく。3月から企業の経営はどんどん悪化しており、7月が終わろうとしている今もなお状況は改善できていない。

基本的に経済は「悪化する」方向に向かっていると見るのが正しい。難しい時代だ。こんな時代だから、人々の行動が分かれる。(鈴木傾城)

「まぐまぐ大賞2019・メディア・マネーボイス大賞」の1位に選ばれたメルマガです。この記事はメルマガにて発行され、メルマガにて全文を読むことができます。1週間に1度、日曜日にメルマガでの発行を行っております。


まぐまぐ大賞2019 マネーボイス賞1位

週に一回、『鈴木傾城のダークネス・メルマガ編』をまぐまぐ!から発行しております。2019年は、『メルマガの日本一はあなたが決める!まぐまぐ大賞2019 MAGMAG AWARDS 2019』の中で、マネーボイス賞1位を頂きました。

まだメルマガを購読したことのない方は、これを機に登録してみて下さい。上記より登録することができます。

【ご注意】

ご登録頂いてメールが届かない場合、こちらにてお問い合わせ下さい。再発送等も、こちらで行います。

http://www.mag2.com/info/renew/webmail.html

読者さん窓口:reader_yuryo@mag2.com

ダークネス・メルマガ編バックナンバー

ダークネス・メルマガ編は、バックナンバーも充実しております。たとえば、以下のようなバックナンバーが揃っております。

  • 株主に報いる優良企業を保有するだけで金が金を連れてくる
  • ロックフェラーの資産が陰謀も裏工作もなく増え続ける理由
  • 弱肉強食の世界で自分が弱者だと気付いたらどうすべきか?
  • 「現代資本主義の魔術」を身につける絶好の機会を見逃すな
  • これで「無限にキャッシュを生み出すマシーン」が手に入る
  • 次に押さえたいのは「変わりゆくものをすべて飲み込むこと」
  • 少子高齢化と人口減で活力が低下する国がインフレにならないとでも?
  • 資本主義では自分に才能がなくても、他人の才能を保有するのが基本だ
  • 学歴を裏口で手に入れなくても「これ」でイージーモードに入れる
  • 資本主義の中で、普通の人間が合法的に他人を搾取する方法がある
  • 学歴・職歴・容姿・能力・年齢を超越して、旨味を吸う生き方を選べ
  • 自分に投機の才能がないと分かっても、悪賢く立ち回る方法がある
  • 「自分が働いて稼ぐ」という発想をするな。もっと重要な発想がある
  • 「一生カネに困らなくなるための生き方」として第一歩を踏み出すために
  • 「自分は努力しない」という生き方を、合理的に実践する方法を学ぶべき

読みたいバックナンバーはありませんか? 他にも大量のバックナンバーを満載してお待ちしております。

ダークネス・メルマガ編が生んだ電子書籍

 
(ダークネスの記事が電子書籍になりました。画像クリックでアマゾンの販売ページに飛びます)

鈴木傾城 – マネーボイス掲載記事一覧

http://bit.ly/2vUKg9Q

鈴木傾城のDarknessメルマガ編

CTA-IMAGE 有料メルマガ「鈴木傾城のダークネス・メルマガ編」では、投資・経済・金融の話をより深く追求して書いています。弱肉強食の資本主義の中で、自分で自分を助けるための手法を考えていきたい方、鈴木傾城の文章を継続的に触れたい方は、どうぞご登録ください。

メルマガカテゴリの最新記事