トランプ大統領は「中国を信じない」「中国の思い通りにさせない」「中国に報復する」という点で妥協のない大統領だった。誰も言わなかったが、トランプ大統領が最終的に目指していたのはただ一点だ。
「中国をグローバル経済から切り離す」
トランプ大統領は中国共産党政権を信じていなかった。中国がアメリカに根を張り、侵略し、汚染し、その上で知的財産を侵害し、アメリカという国にダメージを与えていたことをよく認識していた。
中国はフェアではない。中国はスパイを放ち、研究者を各研究所・大学・企業に潜り込ませ、ハッキングし、経営者や政治家を賄賂とハニートラップで懐柔し、国家をあげて合法・非合法問わず、技術や情報を盗み取ろうと画策していた。
オバマ元大統領はこうした中国の動きを知っていたのに、当初はまったく何の反応も示さず、中国のやりたい放題に任せていた。中国に媚び、中国を優遇し、中国の横暴に目をつぶり、中国を持ち上げた。
チベットやウイグルでの人権弾圧・民族浄化という危険な出来事ですらも、オバマ政権は見ないフリをした。
その結果、中国は「自分たちは何をやってもいいのだ」と思うようになる。アメリカを見下し、一帯一路戦略で世界中の途上国を経済的植民地にし、自分たちがアメリカに取って代わって世界の覇権を取れると思い込むようになった。
こうした中国の横暴に、激しく「NO」を突きつけたのが、トランプ大統領である。
トランプ大統領は根っからのアメリカ人であり、筋金入りの愛国者であった。どんな反発が来てもトランプ大統領は折れることも妥協することもなく、中国を報復関税やファーウェイ排除で追い込んでいった。
しかし、トランプ大統領の時代は終わりが来ている。トランプ大統領は選挙で不正があったとして戦っているのだが、これを覆すことができなかったら、民主党のジョー・バイデンが大統領となる。
私たちは、悪夢に備えなければならない時期にきている。(鈴木傾城)
「まぐまぐ大賞2019・メディア・マネーボイス大賞」の1位に選ばれたメルマガです。この記事はメルマガにて発行され、メルマガにて全文を読むことができます。1週間に1度、日曜日にメルマガでの発行を行っております。
まぐまぐ大賞2019 マネーボイス賞1位
週に一回、『鈴木傾城のダークネス・メルマガ編』をまぐまぐ!から発行しております。2019年は、『メルマガの日本一はあなたが決める!まぐまぐ大賞2019 MAGMAG AWARDS 2019』の中で、マネーボイス賞1位を頂きました。
まだメルマガを購読したことのない方は、これを機に登録してみて下さい。上記より登録することができます。
【ご注意】
ご登録頂いてメールが届かない場合、こちらにてお問い合わせ下さい。再発送等も、こちらで行います。
http://www.mag2.com/info/renew/webmail.html
読者さん窓口:reader_yuryo@mag2.com
ダークネス・メルマガ編バックナンバー
ダークネス・メルマガ編は、バックナンバーも充実しております。たとえば、以下のようなバックナンバーが揃っております。
- 株主に報いる優良企業を保有するだけで金が金を連れてくる
- ロックフェラーの資産が陰謀も裏工作もなく増え続ける理由
- 弱肉強食の世界で自分が弱者だと気付いたらどうすべきか?
- 「現代資本主義の魔術」を身につける絶好の機会を見逃すな
- これで「無限にキャッシュを生み出すマシーン」が手に入る
- 次に押さえたいのは「変わりゆくものをすべて飲み込むこと」
- 少子高齢化と人口減で活力が低下する国がインフレにならないとでも?
- 資本主義では自分に才能がなくても、他人の才能を保有するのが基本だ
- 学歴を裏口で手に入れなくても「これ」でイージーモードに入れる
- 資本主義の中で、普通の人間が合法的に他人を搾取する方法がある
- 学歴・職歴・容姿・能力・年齢を超越して、旨味を吸う生き方を選べ
- 自分に投機の才能がないと分かっても、悪賢く立ち回る方法がある
- 「自分が働いて稼ぐ」という発想をするな。もっと重要な発想がある
- 「一生カネに困らなくなるための生き方」として第一歩を踏み出すために
- 「自分は努力しない」という生き方を、合理的に実践する方法を学ぶべき
読みたいバックナンバーはありませんか? 他にも大量のバックナンバーを満載してお待ちしております。