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アンダークラスでも100万円を貯めるのは可能だ。やるべきことはただひとつだけ

平均年収186万円の非正規雇用者は、現代の日本においてはまったく珍しくない存在となった。フルタイムで働いても、それ以下の人たちも大勢いる。年収186万円と言えば月に換算すると15万5000円なのだが、首都圏でこの月給で生きるのは相当苦しいはずだ。 しかし、この層はいまや約1200万人もいる。 実際、彼らは生活の余裕はほとんどない。日本では貯金ゼロの世帯も全体の約3割に迫っているのだが、低賃金の非正 […]

投資家としての自覚が完全に欠落してしまったほうが実はいいのかもしれない?

投資のプロでもだいたい予測は当たらないのは、これまで彼らが言ってきたことを振り返ればわかる。 プロは相場の動きだけでなく、財務諸表や、FRBの発言や、過去のアノマリーや、全世界の株式の動向をウォッチする。さらに日々上がってくるニュースなどや、相場のちょっとしたボラティリティまで、ありとあらゆるものを分析している。 ところが精密かつ思慮深く分析して、それでも投資対象を間違うのだ。タイミングも間違える […]

「貯金している人が損する時代が2022年から来ている」ということを知ってるか?

2022年あたりから日本でもいよいよコストプッシュ型のインフレが起こるようになってきている。中国は強烈なゼロコロナ政策をしていてグローバルなサプライチェーンが乱れてしまったし、ロシアはウクライナに侵攻して泥沼になった。 欧米は2020年のコロナショックで爆発的な金融緩和を行って、それもまたインフレを招く要因となった。 これを阻止すべく中央銀行は急ピッチの利上げを行ったのだが、日本だけはゼロ金利政策 […]

「貯蓄から投資へ」というのは「自分たちで金を何とかしろ」という棄民政策か?

「貯蓄から投資へ」と日本政府が率先して言うようになっているのだが、これは「親切心」で言っていると思っている人はいるだろうか。 「貯蓄しても利息なんか0.02%程度しかないので投資した方がいいですよ」と多くの経済学者は言ってきたのだが、日本政府自身も国民にそういう啓蒙をして国民に豊かになってもらおうとしているのだろうか。 日本政府が親切心で何かやると思っている人がいるのであれば、それは相当「お花畑」 […]

日本政府と財界が仕掛けている血も涙もないワナを理解して生き残りを図ればいい

もう日本政府は私たちから搾取する存在となっているので、日本の未来を期待してはいけない局面に入ってきている。日本政府と高級官僚たちは国民を搾取の対象として見ており、ひたすら税金をかけまくって私たちからむしり取る。 すでに税金と社会保険料で国民負担率は約48%となっているのだが、ここからさらに日本政府はインボイス制度で中小企業・零細企業・個人事業主・フリーランスから「税率の上がらない増税」をしようとし […]

凋落していく日本から脱出できない場合、すべきことはマネタイズともう1つのこと

日本は少子化であって高齢化である。高齢化が進むと、当然のことながら労働者が不足するのだが、それによって高齢層もまた労働市場に投入せざるを得なくなる。高齢者は体力も気力も消えかけているわけで「労働力の質の低下」が避けられない。 そこで政府は外国人無期限に滞在できる「特定技能2号」の業種拡大案を了承して、外国人に労働させるのだが、やはり日本人とは感覚が違って日本語も不十分な人が働くわけであって、ここで […]

日経平均が3万1000円を超えて上昇しているが、鈴木傾城はどう考えるのか答える

日経平均が3万1000円を超えて上昇しているのを、私は大きな関心と共に見ている。新しい時代が来ているのか、それとも一過性のものなのか、多くのアナリストが分析しているのだが、果たしてどうなのだろうか。 日経平均が上がったのはいくつもの要因が指摘されているのだが、主に日経平均を押し上げている資金は外国である。東京証券取引所によると、外国人投資家による日本株の買い越し額が1兆円を超えて、怒涛のように流入 […]

今日のメルマガは、1億円突破のシングルマザーさん含め質問だけひたすら答えます

『鈴木傾城のダークネス・メルマガ編』も質問コーナーを設置して、たくさんの方からの質問を頂いておりますが、面白い質問や考えたこともない問題の質問などもやってきて、個人的にも面白く感じております。 今週も、いくつか質問が来ているのですが、けっこうな分量になりますので、今日のメルマガは、質問だけひたすら答える回にしたいと思います。 まずは、1億円突破のシングルマザーさんからです。 * * * * * * […]

社会を不安定化させる経済格差。超富裕層と低所得層の違いはどうなっているか?

社会を不安定化させるのは経済格差である。一部が超富裕層となって、大半が貧困層となった時、社会はまともに機能しなくなっていく。その格差は、中流階級がどんどん下に落ちて貧困化し、富裕層の資産が逆に増えていくことによって開いていく。 日本はまだまだマシな部類であるが、将来はそうとも言い切れない。日本も経済格差が極度に開いた国になってしまうだろう。 現在、日本の相対的貧困率は15.7%であり、約2000万 […]

時が来たら行動できるかどうかが重要なのであって、予測は思うほど重要ではない

2021年に信用やレバレッジで調子に乗っていた投資家は、2022年の長い相場の下落によって大損失を喰らって一掃された。私自身は2022年は定期定額積立投資をしたくらいでほとんど動かずにいたので特に損失はなかった。 損失どころか、保有していたのがドル資産なので、2022年のドル高・円安で私の資産の価値は何もしていないのにもかかわらず勝手に増大して円ベースで見ると過去最高の資産額になっている。 このド […]

日本に期待しないので「日本と自分を切り離す努力が必要」と思う人が増えている

日銀の植田和男総裁は前任の黒田総裁のはじめた「異次元の金融緩和」を当面は続けていくことを宣言している。そして、これまでの金融政策は妥当であるとも付け加えている。 日本は、金融政策的にも「何も変わらない」ということなのだが、逆に言えば「もう何か変えることもできない」ということでもある。 たとえば、日本でも物価がずっと上昇し続けており、これからも上昇していくのだが、こうした物価高を止めたいのであれば、 […]

円の価値が喪失する理由。資産逃避どころか日本人の脱出も静かに進行していた?

2023年4月9日に日銀では植田和男・新総裁が就任して、翌日には岸田首相と植田総裁が辞令発令で会っている。 植田新総裁が沈みゆくこの国の金融政策でどのような舵取りをするのか世界は発言を待っていたのだが、4月28日の金融政策決定会合で、いよいよ方向性が見えてきた。ポイントになるのは、黒田前総裁が行っていた「異次元の金融緩和」を継続するのか止めるのか、という点だった。 異次元の金融緩和を「継続する」の […]

今こそ考えろ。馬鹿な政治家・無能な官僚と一緒に沈むほど虚しい人生はない

最近、「日本政府・高級官僚たちは日本国民を殺しにかかっているのではないか?」と思うことが多くなってきた。日本を豊かにして、日本人を富ませるのが政府・官僚の仕事のはずだが、今は真逆のことばかりしているからだ。 たとえば、岸田首相は「消費増税は当面考えていない」と言うのだが、それで「しばらく増税はないんだ、よかった」という話にはならず、裏で日本政府はひたすら「ステルス増税」に走っている インボイス制度 […]

「金のことを考えたくないから金が欲しい」のであれば、考えない投資が一番いい

すべての人が「金が欲しい、もっと欲しい、今すぐ欲しい」と思っているのは、現代が資本主義だからである。資本主義を否定する共産主義者でも「金が欲しい」と思って活動しているし、宗教をやっている人であっても「何がなくてもまずは金」という世界になっている。 誰も「金、金、金」と言いたくないが、金がない以上は生きていくことができないのだから仕方がない。私たちは主義が何であれ、主張が何であれ、ひたすら金のことを […]

円しか持っていなければ、その時点で超絶的な悲劇から立ち直れなくなる理由とは?

客観的に見ると、日本人の民度は高く、教育レベルも高く、日本人の勤務態度は極めてまじめである。 昨今では社会の底辺で荒廃が目立つようになってきて、こうした日本人の特性と長所は徐々に失われつつあるのだが、それでもまだ日本は国民の民度の高さというアドバンテージがかろうじて維持されているのは間違いない。 ところが、この民族的な優位性があるにもかかわらず日本はバブル崩壊以後、30年以上にも渡って成長すること […]

2020年代はいよいよ「先進国としての日本」の終わり?(質問コーナー始めました)

1990年代の日本はバブルが崩壊して頂点から一気に崩れ落ちた年代だった。2000年代は凋落がますます鮮明化して格差が広がった年代だった。2010年代は格差と共に貧困が定着していった年代だった。 では、2020年代は日本は目覚めて不死鳥の如く復活するのだろうか。 あなたには日本が復興する兆しが見えるだろうか。もしかしたら、「復興する兆し」どころか、逆に2020年代は日本の没落が本格的になる年代ではな […]

この10年で日本が変われないのであれば、次の10年は「この現象」がやってくる?

日本は潜在的なポテンシャルが非常に強い国であり、これまでの30年で経済を上向きにして復活できる可能性はいくらでもあった。 しかし、政治家と官僚があまりにも能力がなさすぎて、いつまで経っても復活できなかっただけでなく、いよいよ少子高齢化という亡国に至る道も放置して手遅れ寸前にまでなってきている。 有識者の中には、「高齢者は老害化する前に集団自決、集団切腹をすればいい」と言い始めて高齢者の排除を主張す […]

金融市場の大混乱がやってくる。うまく立ち回りたいのであれば今がチャンスの時

2023年は景気後退《リセッション》がやってくる可能性があるというデータは2022年中に出ていたが、景気後退の前には金融市場の大混乱がやってくる。この1週間で、金融市場は大きく混乱していることに私たちは注目すべきだ。 何が起きているのか? アメリカのFRB(連邦準備銀行)は2022年3月から急ピッチで利上げを続けてきたのだが、これによって先週から、アメリカの地方銀行が次々と破綻していくという激震に […]

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