日韓断交。それが岸田新総裁の真剣に検討すべきトッププライオリティの外交決断

日韓断交。それが岸田新総裁の真剣に検討すべきトッププライオリティの外交決断

「慰安婦問題日韓合意」は当時外務大臣だった岸田文雄氏がまとめたものだったが、韓国はこれを反故にした。だからこそ、私は岸田新総裁には「日韓合意も守れない国とは付き合いきれない」と韓国に通告して、実質的な国交断絶に向かって欲しいと考えている。(鈴木傾城)


プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい)

作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019、2020年2連覇で『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」、投資をテーマにしたブログ「フルインベスト」を運営している。「鈴木傾城のダークネス・メルマガ編」を発行、マネーボイスにも寄稿している。(連絡先:bllackz@gmail.com)

韓国が反日を収めるというのは絶対にあり得ない

2021年9月29日、自民党総裁選で選ばれたのは岸田文雄氏であった。朝日新聞を始めとする左翼マスコミは河野太郎氏を大々的に持ち上げ、インターネットでは高市早苗氏が大きな支持を得ていたが、結局のところ国会議員票は安心安全な岸田氏を選択したのが興味深い。

岸田文雄氏は安倍元首相に近く、政権運営は安倍内閣の方向性を踏襲すると見られている。だから、日本の外交や内政は大きく変わらず、「安心安全」な選択肢なのだ。

岸田文雄氏と言えば、思い出すのは2015年の「慰安婦問題日韓合意」である。

これは当時の安倍首相の意向を受けて当時外務大臣だった岸田文雄氏がまとめたものだったが、「最終的かつ不可逆的な解決を確認した」はずなのに、韓国はこれをことごとく破り捨てている。

これについて岸田新総裁がどう思っているのか分からないのだが、私は岸田新総裁には「日韓合意も守れない国とは付き合いきれない」と韓国に通告して、実質的な国交断絶に向かって欲しいと考えている。

韓国は国と国の約束をも守ることができない国である。それを最も知っているのが岸田新総裁なのである。岸田新総裁こそが条約や合意を守らない韓国に強く激しく抗議しなければならないと私は考えている。

言うまでもないが、韓国とは未来志向の関係などあり得ない。韓国とは、関われば関わるほど日本は泥沼に引きずり込まれる。韓国が反日を収めるというのは絶対にあり得ない。

それならば、韓国を切り捨てるのが本当の意味の国益の追及だ。

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日本は有無を言わせない報復外交をすればよかった

日韓合意みたいなものを交わして金を払っても、そんなものが不可逆的な解決に寄与するはずはないのは明快なる事実である。約束を守れない国と約束を交わして、それを守られると思っている方がどうかしている。

こうした日本の妥協は、結局は問題をより複雑化させただけで終わり、合意を結ぶ前より状況は悪化している。岸田新総裁は分かっているはずだ。

では、いったいどうすればよかったのか。これが、実に簡単な話なのだ。日本は最初から有無を言わせない報復外交をすればよかった。

「約束を守れないなら報復する」と言って、韓国を国際司法裁判所に提訴し、関税を引き上げ、スワップの永久凍結を宣言し、ビザの免除措置を凍結し、入国審査を厳格化するなどの報復をすれば良かった。

韓国に対して効力を発揮する外交は、報復外交であり、国交断絶「だけ」である。それ以外はまったく何の効果もない。謝罪外交も、未来志向の合意も、日本政府がそれをどれだけうまくやっても何の意味もなさない。

なぜなら、韓国は頭からつま先まで信用できない国家であり、価値感を共有しない国家であり、さらに反日で凝り固まっていて日本を舐めきっている国だからである。

こんな価値感を共有しない国と未来志向の関係などあるわけがない。反日国家を断罪し、突き放し、反日に報復し、最終的には国交断絶するのが唯一の「関係改善」なのだ。

「日韓合意を結んでも何の解決にもならなかった」という事実を日本人は冷静に見つめて評価しなければならない。

韓国は、今も慰安婦問題を蒸し返して「謝罪しろ、賠償しろ」と言い出しているのだが、何度も謝罪しても埒が明かないのだから、関係改善など最初からあり得ないと岸田新総裁は理解する必要がある。

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岸田新総裁は「日韓合意」を反故にされたのだから怒って当然

未だに日本では親韓議員がうじゃうじゃといるのだが、国会議員もいい加減に韓国が反日国家であることを認識すべきなのである。

韓国が国際常識を受け入れて慰安婦像を撤去すると考えてはいけない。まったくの逆だ。韓国が常識を優先することはいっさいない。韓国とは永遠に分かり合えない。それが現実なのだ。

そもそも、なぜ韓国は慰安婦像を建てまくりたいのかを考えなければならない。それは、日本が嫌がるからである。

韓国は日本の嫌がることなら何でもする。それが韓国という国の特質である。反日というのは、そういうことだ。日本を差別するためなら何でもする。それが反日という形で行動に出ている。

慰安婦像というのは「嫌がらせ像」であり、それによって日本人の神経を逆撫でることができることに韓国人は酔いしれているのだ。

そんな反日の特性を持つ韓国と関わりを持つということ自体がおかしなことである。日韓関係は終わらさなければならない。国家レベルでも関係は切る必要があるし、国民レベルでも関係を切るのが理に適っている。

岸田新総裁はそれをする権利がある。自分が外相時代にまとめた「日韓合意」を反故にされたのだから怒って当然なのである。岸田新総裁は今後、韓国をありとあらゆる名目で拒絶すべきだ。

別に日本は反日国家「韓国」に好かれる必要はない。

反日に対しては反韓で返すのが正しい付き合い方であり、きちんと反韓を伝えることで日韓は分かり合える。以心伝心など100%不可能なのだから、岸田新総裁は「反日の人間とは付き合えない」とはっきり言うべきなのである。

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断交こそ岸田新総裁が真剣に検討すべき重大な外交決断

私が岸田新総裁に望んでいるのはこの部分だ。岸田新総裁が日韓合意の反故をうやむやにしていたらいけない。当事者だからこそ「日韓合意を反故にした責任を取ってもらう」とはっきり言わなければならない。

「付き合いきれない」と岸田新総裁からはっきり言って欲しい。気持ちを伝えるのは素晴らしいことである。それは日本人の総意だからである。

左翼・リベラル・フェミニストを除いて、まともな日本人で韓国に関わりたいと考えている人は皆無に等しい。捏造と偏向にまみれたマスコミがいくら韓国の反日の隠蔽と擁護をしても逆効果になるばかりで、どんどん嫌韓が増えている。

当然だ。慰安婦像を見ても分かる通り、韓国は日本を国際的に踏みにじり、日韓合意すらも守ることができない未開国家である。そんな国に、普通の日本人が好意を持てるはずがない。

この国と関わることによって日本の不利益になることを、多くの日本人が知ることになったのだ。

「もう韓国とは国交断絶したほうがいいのではないか」

そのように考えたり口にしたりする日本人も増えた。あるいは非韓三原則に同意する人も増えた。「韓国には、もうウンザリだ」と、吐き捨てるように言う日本人も珍しくなくなった。

対馬の仏像は盗まれて返してもらえず、靖国神社は燃やされそうになり、日本文化破壊テロも進んでいる。旭日旗は戦犯旗と罵られ、日本海は東海と言い換える運動を世界規模でしている。日本の文化の何もかもを韓国起源にさせられ、教科書の記述ですらも内政干渉されている。

これほどの反日言動の嵐の中で、韓国と関係を保つべきだと考える方がどうかしている。客観的に考えれば考えるほど、メリットよりもデメリットの方が目立つ。

「もう韓国とは終わりだ。断絶した方がいい」

時間が経つほど、このように考える日本人はますます増えていき、韓国との国交断絶は真剣に議論される内容となっていく。韓国との国交断絶は、いまや岸田新総裁が真剣に検討すべきトッププライオリティの外交決断であると考えている。

韓国に甘い顔をするのであれば、岸田新総裁は日本人から強く支持されることはない。戦って欲しい。

『反日種族主義 日韓危機の根源 歴史に嘘をつくことはできない。(李 栄薫)』
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