スパイ防止法を成立させて工作員を排除することが日本をまともな国にする第一歩

スパイ防止法を成立させて工作員を排除することが日本をまともな国にする第一歩

日本は今まで、国を蝕む工作員に対してあまりにも無関心で無防備すぎた。それが日本をボロボロにしてきた。しかし、もう日本人はこれまでのように無関心・無防備でいることはできない。まず日本はスパイ防止法が必要である。それも、早急に……。(鈴木傾城)


プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい)

作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019、2020年2連覇で『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」、投資をテーマにしたブログ「フルインベスト」を運営している。「鈴木傾城のダークネス・メルマガ編」を発行、マネーボイスにも寄稿している。(連絡先:bllackz@gmail.com)

弱腰の日本政府は何もしないで右往左往しているだけ

日本の外務省が「竹島は日本固有の領土」と主張したら、韓国のイ・チョルウ慶尚北道知事なる人物が歴史歪曲と糾弾し、「日本は、徹底した反省と共に韓国国民にひざまずいて謝罪しろ」と求めている。韓国は相変わらずだ。

韓国は今も歴史プロパガンダとして捏造の慰安婦問題や捏造の徴用工問題を主張して日本に難癖を付けて謝罪と賠償を求めている敵対国である。今度は日本が世界文化遺産に「佐渡島の金山」を推薦候補に選んだら、「韓国人を強制労働させた場所だ」と激しく抗議して日本を恫喝している。

すると林芳正外相はどうしたのかというと、「韓国の立場は承知している」と世界遺産推薦を明言しなくなったのである。

この林芳正外相は日中友好議員連盟の会長なのだが、中国に甘いだけでなく韓国についても、「日韓関係をこのまま放置する事はできない」と甘いことを言っている。ちなみに、この林芳正外相を任命した岸田首相も広島県日中友好協会の会長で媚中派でもある。

折しも北朝鮮がまた好き放題に日本にミサイルを飛ばしてくるようになった。しかし、岸田首相も林芳正外相も「遺憾だ」というだけで何もしない。

本当に北朝鮮を叩きたいのであれば、朝鮮総連を解体し、パチンコを廃止し、朝鮮学校を一掃し、北朝鮮系の銀行を叩きつぶし、北朝鮮の政権と関わりのある人物を全員強制送還し、朝鮮系の帰化議員をスパイ容疑で拘束するくらいすればいい。

しかし、弱腰の日本政府は何もしないで右往左往しているだけである。それにしても、なぜ日本はここまで弱腰なのか。日本政府に報復させないようにする工作活動が効いているという見方をすることもできる。

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マスコミが日本の報道機関ではなくなってしまった

日本政府は「外交は戦争だ」というクラウゼヴィッツの言葉をよく学ぶべきだ。国と国は、右手で握手しながら左手で相手を殴るような関係なのである。そして、相手を支配するために工作活動を仕掛けるのが一般的だ。

日本はこれまでの低姿勢一点張りの外交スタイルから得られるものは何もなくなっているのだが、それでも低姿勢を続けるのは、そうせざるを得ないように仕向けられているとも言える。

中国・韓国・北朝鮮は、すでに反日を国是とした体制を作り上げており、激しい勢いで日本を侵略しに来ている。その侵略の一環として工作活動があり、政治家や事業家を賄賂やハニートラップや恫喝や友好団体での人間関係で絡み取っている。

それが日本の中枢に影響を及ぼしている。

その手法はスイス政府の発行した『民間防衛』にも触れられているのだが、政府当局、行政組織、輸送、新聞出版、ラジオ、テレビ企業に工作員を放って内部から攻略していくものである。

スイス政府は「もし自国が内部侵略されるとここが狙われる」と警鐘を鳴らすためにこの事実を国民に知らしめた。

世論を掌握して国をひっくり返すという手法は、敵国に潜り込んだスパイの重要な仕事だ。スパイ組織を持つすべての国は、工作員を敵国に潜り込ませている。当然だが日本も中国・韓国・北朝鮮の政府に、内部工作を仕掛けられているのだ。

すでに日本は乗っ取られたと言う人も多い。テレビ・新聞・雑誌は特定アジア三カ国の横暴を絶対に問題視せず、これらの国家の横暴に立ち上がろうとしている日本人の方を問題視するような姿勢だ。

マスコミを乗っ取った工作員たちは、今もサブリミナル手法を使い、洗脳手法を使い、執拗に日本の貶めと侵略国の礼賛を行っている。マスコミが日本の報道機関ではなくなってしまったことは、すでに多くの日本人は気づいた。

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反日の国家を叩きつぶすような報復外交も必要だという声

マスコミは自分自身が内部侵略されているような事実を好評することは一切ない。しかし、朝日新聞や毎日新聞や東京新聞を見ても分かる通り、新聞の内容はあまりにも偏向しており、中国・韓国・北朝鮮の工作員の思うがままであるのは、もう隠しようのない事実である。

政治の世界でも立憲民主党や共産党や社民党を見ても分かる通り、すっかり侵食されてしまっている。工作員たちがマスコミや政治家に影響を及ぼし、中国・韓国・北朝鮮に利する政治を行って日本人をないがしろにする。

そうやって内部から日本を叩きのめそうとしているのが現在の状況である。

だから、内部工作を感じるようになった日本人は、中国・韓国・北朝鮮に対して激しい拒絶反応を隠さなくなっているのだ。多くの日本人は、この特定の三ヶ国の工作員が日本を蝕んでいることを気づいた。

一部の政治家は中国・韓国・北朝鮮に深く取り込まれてしまっているが、一般の日本人は逆に目覚めてきている。日本人は乗っ取られたマスコミや政治に不信や疑問を持ち始め、怒りを燃え上がらせている。

この怒りはもう消えることはない。メディアがまったく報道しない奥底で、中国・韓国・北朝鮮に対する憎悪が、かつてないほど早く広がっている。反日国家の工作員たちが「反日」という日本人差別で日本を憎悪すればするほど、日本人は目覚めるようになったのである。

中国・韓国・北朝鮮に対する反発は、いつか爆発する。怒りが政治に取り込まれ、外交にも影響するのだ。やがて、反日の国家を叩きつぶすような報復外交も必要だという声が膨れ上がって無視できなくなる。

特に韓国のような執拗な日本ディスカウント(日本見下し)政策をする国に対しては、断固として国交断絶をすべきだという声も政治家にも届くようになる。

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工作員排除のため日本はスパイ防止法が必要である

今はまだ信じられないかもしれないが、そのうちほとんどの日本人が中国・韓国・北朝鮮に対して容赦ない怒りをエスカレートさせる時代が来る。怒りの芽は勢いよく育っているのである。

反日国家の工作員に操られたマスコミがどう隠蔽しても、弾圧しても、日本人が中国・韓国・北朝鮮に激しい怒りを感じているというのを隠しきれなくなっている。

その日本人の心の奥底から吹き上がるような怒りの声をマスコミは完全に無視し続けるのだろうが、もはやマスコミ自体が信用されていないので、その影響力と存在は地盤沈下していく一方だ。

インターネットが全盛となった今、もう工作員がマスコミを通じて仕掛ける世論操作など効かなくなっているのだ。世論操作をすればするほど、それが暴かれて逆に怒りを買うようになっている。

日本は今まで、国を蝕む工作員に対してあまりにも無関心で無防備すぎた。それが日本をボロボロにしてきた。しかし、もう日本人はこれまでのように無関心・無防備でいることはできない。

まず日本はスパイ防止法が必要である。
それも、早急に。

どこかのタイミングでスパイ防止法案が成立して施行し始めたら、実際にあちこちで処分が始まっていくだろう。日本をまともな国にするためにはスパイ防止法は欠かせない。

その後、日本に巣食う反日国家の工作員たちをいろんな意味で「処分」していく動きが活発化していくはずだ。工作員が横行して内部工作を止めないのであれば、そうなったところで誰が驚くのだろうか。

工作員を排除するためのスパイ防止法を成立させることこそが、日本をまともな国にする第一歩でもある。工作員を一掃する時期に来ている。

『日本が消える日──ここまで進んだ中国の日本侵略(佐々木 類)』

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