これから日本の内部で起きる様々な組織の分裂は、悪いことではなく良いことだ

これから日本の内部で起きる様々な組織の分裂は、悪いことではなく良いことだ

今、火の粉にさらされながら戦っている人たちの声がどんどん大きくなっていき、組織内部で対立と分裂が生まれている。こうした動きがさらに続いていくと、やがて「愛国」と「反日」と明確に分かれていくようになるのだ。価値観の共有ができないのだから、いずれは同じ組織でいることすらもできなくなって「分裂」する。しかし、これから日本の内部で起きる「分裂」は、歓迎すべき動きでもある。(鈴木傾城)


プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい)

作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」、投資をテーマにしたブログ「フルインベスト」を運営している。「鈴木傾城のダークネス・メルマガ編」を発行、マネーボイスにも寄稿している。(連絡先:bllackz@gmail.com)

今、国内で対立が鮮明になっている

あいちトリエンナーレ2019の「表現の不自由展(朝日新聞文化財団が協賛、朝日新聞社論壇委員の津田大介が芸術監督)」では、日本に大きな対立と分裂があることを指し示した出来事だった。

天皇陛下の写真をガスバーナーで焼いて足で踏みにじるものや、捏造ファンタジーで日本人に嫌がらせするためだけに作られた慰安婦像を展示するとか、とにかく「表現の不自由展」は反日のオンパレードだった。日本を貶めるだけに、悪意を持って作られたものであると言っても過言ではない。

しかし、大村秀章愛知県知事は、この反日プロパガンダを絶賛し、「芸術だ」と言って全面的に評価した。一方で、河村たかし名古屋市長が「どう考えても日本人の心を踏みにじるものだ」と抗議して、真っ向から反対した。

対立が鮮明になっている。

あいちトリエンナーレ2019だけではない。今の日本は、いよいよ国防を巡る問題から、歴史の捉え方の問題、外国人参政権の問題から、夫婦別姓の問題から、LGBTの問題まで、多くの問題で強烈な「価値観の対立」と「分裂」が起きている。

「価値観が共有できない」というのは深刻な問題である。一時的にまとまることがあっても同床異夢であり、それは常に対立をはらんでいる。そのため、どんなに長い間一緒であっても「分裂」することは避けられない。

日本と韓国がいくら友好だか親睦だかを叫んでも、根本的な部分で「価値観が共有できない」ので、逆に対立が深まっていくのを見ても分かる。

こうした分裂が鮮明になりつつある今、日本国内でもその影響が確実に現れていく。国内で2つの相反する価値観「愛国」と「反日」が対立し、これからは国民が明確に「分裂」していくことになるのである。

ありとあらゆる組織が、「価値観の相違」で内部対立を引き起こす。方向性が割れ、組織が割れる。それが今、日本国内で起きていることである。

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日本人もやっとその異常さに気付く

戦後の日本は「反日」がのさばった。そして、組織のあらゆるところに侵食して日本を変質させた。

戦後70年経って、いよいよ日本人は「何かおかしいことが起きている」「このまま反日を放置してはいけない」と思うようになり、声を上げるようになった。それが「分裂」となって現れているのだ。

今後、日本で起きる様々な巨大組織の分裂は、実は悪いことではない。今まで一方的に反日に飲み込まれて、まったく声を上げなかった「日本人」が、やっと目覚めて反撃ののろしを上げたということだからだ。

「目覚めた」以上は組織内部で意見の対立が先鋭化する。中国・韓国・北朝鮮に利するような意見や行動に異議が唱えられ、組織内部が激しい抗争の場と化す。そして、それが一定期間続いた後に組織が機能不全を起こし、「価値観が共有できない」として分裂を引き起こす。

中国・韓国・北朝鮮は、それぞれが日本に大量の工作員を重要な組織の内部に潜り込ませているが、そのために日本の組織が売国的な動きをすることも多い。

たとえば、朝日新聞・東京新聞・毎日新聞などは、朝から晩まで反日国家のプロパガンダを流し続けている。日本の新聞であるにもかかわらず、まるで日本を叩き潰すかのような動きをする。すでに工作員に乗っ取られてしまっているのが分かる。

今まで、こうした組織に異議を唱える日本人はいなかった。言ってみれば「日本人」は口を封じされていた。しかし、事なかれ主義の日本人もやっとその異常さに気付くようになり、懸念を抱くようになっていった。

このままでは反日の工作員の活動によって、亡国に至るという危機感が生まれてくるようになってきたのである。

だから、日本人が自然と国益を取り戻す動きをするようになり、日本国内で対立が鮮明化していくのだ。その果てにあるのが「分裂」だ。政治界、報道界、財界、スポーツ界、芸能界、宗教界、教育界……。すべての組織が「分裂」していく。

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これからは「マスコミの分裂」も起きる

今まで封じ込められてきた「日本人の声」が湧き上がって来るのだから、中国・韓国・北朝鮮の工作員に乗っ取られた組織は激しい勢いでそれを潰しにかかる。マスコミなどは常に反日側の見方をして愛国者をなじる。

しかし、どんなに封じ込めようとしても「目覚めた日本人」が次々と声を上げていくと、やがてその封じ込め自体が反発を招き、対立を引き起こし、「分裂」していくきっかけになる。

とは言っても、乗っ取られた組織が分裂していくというのは、悪いことではなく、良いことなのである。

現在、憲法改正に関して、日本国内で激しい意見の対立があって、中国・韓国・北朝鮮の工作員がいっせいに廃案に向けて動いており、マスコミは「反対派」の意見だけを採り上げて世論誘導をしている。

マスコミだけに接していると、まるで日本人の99%は「日本は戦いません。中国に攻められても戦いません」と言っているように見えるが、もちろんそうではない。

中国・韓国・北朝鮮が日本を敵視している今、防衛は強化しなければならないと考えている日本人も多くいる。

マスコミが偏っているので、偏った意見しか見えないようになっているのが現在の日本なのである。これまでは、そうやって「目覚めた日本人」の声は叩き潰されて、売国の動きだけが加速していったはずだが時代は変わった。

日本人はマスコミの誘導に乗らなくなっている。むしろ、ゆがんだマスコミを叩きのめす意見が膨らんでおり、マスコミの影響力はどんどん低下している。

したがって、これからは「マスコミの分裂」も起きる。目覚めた日本人の声を消そうとする動きと同時に、大きく取り上げようとする動きも起きるようになり、組織内部で対立が引き起こされ、分裂に至る。

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日本国内の「敵」を明確に炙り出す必要がある

今まで日本人は、対立を恐れ、中国・韓国・北朝鮮の横暴に対しても声を上げなかった。これらの国から恫喝されたら謝罪し、カネを出せと言われたら黙ってカネを出してきた。

無理難題、捏造、恫喝を仕掛けられても、黙って耐えるというのが今までの日本だった。日本の組織が反日国家の工作員やシンパに次々と乗っ取られていったのも、日本人が直接的な対立を恐れたからである。

日本人は組織が乗っ取られても、あきらめていたのだ。

その結果として日本の各組織が「反日工作員の巣」のようになっていき、日本の組織が日本を貶めるようになっていったのだ。あいちトリエンナーレ2019のような反日プロパガンダ丸出しの企画が平然と通り、それを知事やマスコミが擁護する光景が生まれてきている。

だから、この事態に憂慮して立ち上がる日本人が生まれてきているのだ。そして今、火の粉にさらされながら戦っている人たちの声がどんどん大きくなっていき、組織内部で対立と分裂が生まれている。

こうした動きがさらに続いていくと、やがて「愛国」と「反日」と明確に分かれていくようになるのだ。価値観の共有ができないのだから、いずれは同じ組織でいることすらもできなくなって「分裂」する。

これから日本の内部で起きる「分裂」は、歓迎すべき動きなのだ。それは時代が変わったことを告げる大きな動きである。それは避けるべきものではなく、むしろ促さなければならないものだ。

日本国内の「敵」を明確に炙り出す必要がある。

実際、これからは「ありとあらゆる分野」で内部分裂が起きていくことになる。乗っ取られた組織は分裂する。その時は、どちらが愛国側でどちらが反日側なのかをよく見つめた方がいい。

日本人なら毅然として愛国側につき、反日側を叩き出す必要がある。そうやって浄化された組織から日本が増えれば増えるほど、日本は生き返っていく。

『韓国を蝕む儒教の怨念: 反日は永久に終わらない(呉 善花)』

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