最近、ベーシックインカムを訴える経済学者やアナリストが増えてきた。そして、ベーシックインカムを望む国民も多くなってきた。ベーシックインカムとは「政府が国民の必要最小限の生活を保障する制度」である。 2020年はコロナによって経済が大打撃を受けることになったので、政府は「特別給付金」として国民ひとりあたり10万円を一律に配ったのだが、ベーシックインカムはこれを毎月行う形のものだ。 しかし、結論から最 […]
起業家・事業家に憧れる人は多い。成功したら大きな利益が手に入るからだ。もちろん、それは厳しい道だ。起業のほとんどは失敗する。10年スパンで見ると90%は失敗するという統計もある。 しかし、起業を成功させた事業家は、現代資本主義の中で最も大きな成功をつかみ取ることができるようになる。 2020年現代、この地球上で最も資産を持つ人物はジェフ・ベゾスだ。資産は約15兆円にのぼる。この資産は言うまでもなく […]
中国発コロナウイルスによって株式市場が2020年2月から3月にかけて大暴落に見舞われると、FRB(連邦準備制度)は莫大な金融緩和を進めて市場を買い支えた。 アメリカの政策金利は、ほぼゼロ%近くまで引き下げられ、大量の資金が株式市場に流れていったのだが、ここで多くの投資家が買い漁ったのはGAFAM(グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾン・マイクロソフト)のようなハイテク株だった。 コロナによっ […]
アメリカの株式市場が大きく下げているのだが、ここのところずっとハイテク株やテスラのような人気株が度を超して買い上げられてきたので、調整が入ってもおかしくない局面だった。 今年は大統領選挙があって、9月から11月までの株価の行方で大統領戦の優劣も決まる。いつ調整が入るのかは誰にも分からないことではあったが、このあたりから政治的な思惑も入ってきて、株価は乱高下するのではないかという予測はあった。 これ […]
これまで順調に値を上げていたアメリカの株式市場だが、9月に入ってから突如として暴落を始めた。 特に激しく売られているのが今まで市場を牽引してきたナスダック市場のハイテク銘柄、そしてテスラのような極限まで買われてきた銘柄だ。 ちょうどアップルやテスラは株式分割を行ったばかりだったのだが、これによって1株あたりの価格が安くなって「買いやすい」と感じるようになった個人投資家が殺到して、すでに高値圏にあっ […]
現代で最もアクティブな起業家であるイーロン・マスク氏が率いるテスラ(TSLA)が暴騰に次ぐ暴騰を演じていて、PER(株価収益率)は「1054.89」となっている。 このPERがいかに馬鹿げていて凄まじいものなのかは、投資家のすべてが認めるところだ。どれくらいのプレミアが付いているのかは、他の自動車メーカーと比べると見えてくる。 テスラ:1054.89ゼネラル・モーターズ:27.19フォルクスワーゲ […]
中国発コロナウイルスは社会を激変させたが、ビジネスに関して言えば、GAFAM(グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾン・マイクロソフト)という超巨大ハイテク企業(メガテック)はコロナでダメージを受けるどころか、むしろコロナでビジネスがより独占的になっていく動きを見せたのが興味深い。 「奢れる者は久しからず、ただ春の夜の夢の如し」という言葉もあるので、どのみちGAFAMのようなメガテックはいずれ […]
2020年。中国発コロナウイルスによって全世界の経済が止まってしまった。当初、コロナは夏までには何とか収束するのではないかという希望的観測があったので、各国政府はロックダウンや緊急事態宣言を出して、5月から6月までにコロナを抑え込もうと努力した。 しかし、コロナの感染拡大は欧米で広がる一方で一向に収束せず、途上国ではむしろ「これからが本番」のような様相を呈している。日本でも7月に入ってから感染者は […]
中国発コロナウイルスは今もなお猛威を振るっていて、感染者の拡大が止まらない。2020年7月23日の時点で、世界の感染者は1500万人を超えたことが報告されている。死者は約64万人。 感染者が最も多いのはアメリカで、感染者数は400万人超えとなっており、日本国内でも感染者は累計で3万人を超えている。 「コロナに感染しても大半は風邪程度なので大騒ぎするのはおかしい」と主張する人もいる。一方で「感染者に […]
アメリカは中国発コロナウイルスの感染拡大が止まらない。2020年7月16日も、17日も、連日、新規感染者が7万人を超える事態と化している。死者も増加している。テキサス州では遺体を安置する場所がなくなることも見越して、冷凍トラックも活用するような話をするようになっている。 失業者は6月の時点で143万人。ロックダウン明けで就業者数が増えて「経済は急回復するはずだ」という声もあったが、7月に入って感染 […]
中国発コロナウイルスはまだまだ収束しない。とすれば、これからは「快適な非接触」を提供してくれるサービスやビジネスに金が集まり、接触を余儀なくさせるサービスやビジネスから金が逃げるということだ。 他人と接触することが前提の「夜の街」のビジネス、すなわちバー・クラブ・ホスト・風俗などの業界は、「快適な非接触」を何らかの形で生み出さない限りは客が戻って来ないので厳しいことになるだろう。 密閉空間に大勢を […]
2020年は中国発コロナウイルスによって全世界が「ニューノーマル(新常態)」を取り入れることになった。つまり、新しい常識・新しい価値観・新しい行動規範が急激に取り入れられるようになってきた。 これは、つまり「働き方」が変わり、「社会」が変わり、「金の流れ」も変わってしまったことを意味している。「コロナ以前」と「コロナ以後」は世界が変わってしまったので、投資のテーマもまた完全に変わったということにな […]
2020年6月11日。久々に大きな暴落が来ていた。DOWはマイナス6.9%、市場を牽引していたハイテクやバイオ株の多いNASDAQも5.2%一気に暴落し、市場は文字通り「売り一色」だったと言える。 アメリカの株式市場は、FRBの無尽蔵な金融緩和によって2020年3月からずっと上がってきていて「何を買っても上がる」ような状況だった。 実体経済はボロボロであり、今も何一つ問題は解決していないのに、この […]
あっという間に6月に入ったが、2020年は初っ端から大荒れだった。 アメリカは年初早々、イランのガセム・ソレイマニ司令官を爆殺した。その頃、中国では「謎の肺炎」が爆発的に流行しており、中国政府が問題の隠蔽に走ったので、これが数ヶ月でパンデミックを引き起こした。 感染者と死者は欧米で膨れ上がり、さらに中南米やインドやアフリカでも止めることができなくなって今に至っている。 中国発コロナウイルスについて […]
アメリカの株価は3月に大暴落したが、今はだいぶ戻していて「割安」ではなくなっている。私自身は黙ってETF【VTI】を淡々と定期定額積立投資していたので、すでに投資した分の利益は得ているのだが、今は「割安」だとは思わなくなった。 大きな勝負に出たいという気にもならない。 別に奇妙なことでも何でもないが、中国発コロナウイルスによって全世界の中央銀行が無限の金融緩和をしているので、その莫大なカネが株式市 […]
新型コロナウイルスでグローバル経済はズタズタに寸断されている。コロナ危機が深刻になり始めたのは2月頃からだが、そう考えるとコロナ危機が始まってからまだ3ヶ月しか経っていないということになる。 しかし、世界はその3ヶ月で完全に変わってしまった。 グローバル経済はズタズタに寸断され、自粛やロックダウンによって多くの企業が見るも無惨な決算を発表するようになった。 たった3ヶ月なのにアメリカでも「ニーマン […]
コロナショックは人々の生活を激変させている。日本政府は2020年4月7日に緊急事態宣言を発令したのだが、これによって「自粛・休業・ステイホーム」が要請という名の強制となって、日本経済は急ブレーキをかけて止まることになった。 大都会で昼間でも人がまばらな光景というのは、なかなか見られるものではない。このような光景を見るのは私も人生で初めてだ。東日本大震災の時ですらも、このような光景はなかった。202 […]
中国発コロナウイルスは特効薬や治療薬ができれば解決する問題だ。いずれどこかのタイミングで解決する。 しかし、コロナの問題が解決する「正確な時期」については分からない。それは半年後かもしれないし、1年後かもしれない。あるいはもっとかかるのかもしれない。専門家ですらも意見が割れるのだから一般人が分かるはずもない。 状況はこれからも二転三転する。 だから明日にでも状況が変わってしまうような「分からないこ […]