1945年に日本が戦争に負けると、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)が日本に乗り込んできて、ありとあらゆる手法で日本人を「戦えない民族」にしようと画策した。
日本人は欧米列強がアジアに持っていた植民地をことごとく解放するような組織立った戦闘能力を有していた。そんな戦闘民族の戦闘能力を存続させるのは、欧米にとって危険なことだったのだ。
もう二度と、日本の戦闘民族としての血を目覚めさせてはならなかった。そこでアメリカはあらゆる方法で日本を「腑抜けな民族」にする決意をした。
具体的にどうしたのか。「強い日本」を変えるためには、まず日本人が軟弱になるように洗脳し、自虐させ、自信を喪失させなければならない。
その洗脳工作の中心となるのはマスコミだ。だから、GHQはプレスコードと呼ばれる強力な言論弾圧を敷いて、日本人が気付かない間に洗脳工作を推し進めていった。(ウィキペディア – プレスコード)
連合国の戦前の政策に対する批判させない。検閲制度の言及はさせない。アメリカの批判はさせない。ロシアの批判はさせない。イギリスの批判はさせない。朝鮮人の批判はさせない。中国の批判はさせない……。
多くのタブーと検閲がここで生まれ、このプレスコードによって日本はアメリカの目論み通り、軟弱になり、自虐し、自信を喪失していったのだ。日本民族の弱体化は成功した。(鈴木傾城)
日本人が戦闘民族だった頃の精神性は消し去られた
プレスコードは情報操作であり、情報統制であり、洗脳工作であった。
GHQはさらに自分たちの都合の悪い内容の書籍や日本の戦略を書いた700冊を没収して焚書にした。また小説や表現物にも検閲を入れて日本民族の優秀性を鼓舞するものを抹殺し、自虐するものばかりを流通させた。
これによって「日本軍は悪、連合国は善」という刷り込みが強烈に行われたのだ。
それだけではない。戦後の教育界には、民族の誇りを過度に消し去る人間たちを怒濤の如く潜り込ませて学校を支配し、日本人の子供たちから気骨を抜き去って軟弱になるように教育していった。
そして、長い時間をかけて、日本人が戦闘民族だった頃の精神性を消し去っていった。
今では、正当防衛であっても暴力はいけないとか、国を守るための軍隊ですらも反対だとか、そんな奇妙な主張をする人間たちが言論界を占めるようになってしまった。
中国や韓国には黙って侵略されるべきだとか、言いがかりであっても嘘でも捏造でも中国・韓国が怒っていれば謝罪して賠償すべきだとか、そんな抱腹絶倒な主張すらもまかり通る時代になっているのである。
これに喜んだのが中国・韓国・北朝鮮だった。この両国は日本民族が「腑抜け」になったのを知って日本の侵略を画策するようになってきた。
かつて、極限まで研ぎ澄まされていたはずの「戦闘民族としての日本人」は、もう影も形もないことに反日国家は気付いてしまった。
今の日本人の多くは、「何をしても泣き寝入り」「根拠がなくても謝罪と賠償をする」「強く言えば簡単に折れる」と見なされている。事実そうだった。戦後は、優しい、頼りない、草食の日本人ばかりが誕生した。
日本には何をしてもいいと思うようになってきた
韓国は図に乗って、何十年も前から「謝罪しろ、謝罪しろ、もっと謝罪しろ」と日本にわめき立ててきた。日本はどうしたのか。そのたびに謝罪してきたのである。
1982年には、鈴木善幸首相が謝罪した。1983年には、中曽根康弘首相が謝罪した。1984年には、昭和天皇、中曽根首相が謝罪した。1990年には、中山太郎外相が謝罪した。1990年には、海部俊樹首相が謝罪した。
1990年には、今上天皇が謝罪した。1992年には、宮沢喜一首相が謝罪した。1993年には、河野洋平が謝罪した。1993年には、細川護煕首相が謝罪した。
1994年には、村山富市首相が謝罪した。1996年には、橋本龍太郎首相が謝罪した。1998年には、今上天皇が謝罪した。1998年には、小渕恵三首相が謝罪した。2001年には、小泉純一郎首相が謝罪した。2010年には、菅直人首相が謝罪した。
日本はこれだけ、謝罪し続けてきたが、一度謝罪させると、もっと謝罪させるのが韓国である。
しかも、これだけ謝罪させたにも関わらず、さらなる謝罪を要求して、そのうえ賠償金までもっとせしめようとしている。安倍政権も守られもしない日韓合意なるものを結び、韓国に10億円を毟り取られた。
強く出れば出るほど日本人は半泣きになってペコペコと謝ることを韓国は学び、そしてそのたびに韓国は傲慢になり、日本には何をしてもいいと思うようになってきた。
韓国は気付いたのだ。もう日本人には気骨がないことを。
今になっても、日本人は「かつての戦闘能力を取り戻す」と考えることはない。世界は平和主義ではできていないことを知っていてもそうだ。
それほどまで、GHQによって「戦闘」の本能は奪われたと言うこともできる。
戦後70年以上も経った今でさえも、マスコミは相変わらず日本に自虐を教え込み、アメリカにもロシアにも中国・韓国・北朝鮮にもまったく反論もせず、日本人は何をされても怒ることも報復することもない。
日本人は長い眠りから目を覚まそうとしている途中
日本人の底力は、封印され、抹殺された。戦闘民族として目覚めないように呪縛をかけられ、監視されている。
絶対に日本人が戦闘民族としての血を目覚めさせないように、アメリカや反日国家が日本を見張り、マスコミが世論を見張り、教師が子供を見張っている。
そして、「日本人は優しい」「日本人は草食」と朝から晩まで洗脳に次ぐ洗脳を繰り返し、日本人が戦闘能力を持たないようにしている。
たまに洗脳が解けそうな危険な日本人が出てくると、激しい中傷と批判で社会的な抹殺を計る。
そして、国を防衛すること自体をも否定させるのだ。日本ほど自衛も防衛も武力も戦闘も、頭ごなしに否定する世論は世界でも珍しい。
本来、国軍を持つことや、集団的自衛権など、諸外国では議論以前に当たり前の話である。
「国を守るための軍隊は要らない」など外国で主張しようものなら、「お前は馬鹿なのか?」と驚きの目で見られて、場合によっては袋叩きにされる。
当のアメリカも「自由はただではない」と、自らの自由は戦って手に入れることを徹底している国だ。(ブラックアジア:「自由はただではない」という言葉の裏には何があるのか?)
ところが、日本では「国を守るためには軍隊も必要だ」と言えば、逆に暴力主義者だ、差別主義者だと言われるようになるのである。
日本人から、少しでも戦闘民族としての血が目覚めるような兆しが生まれたら、帰化系政治家も、マスコミも、教師も、みんな火が付いたように発狂する。
しかし、やっと日本人は少しずつ目が覚めてきている。
マスコミが信用されなくなり、マスコミが重用する大学教授やジャーナリストや芸人どもが、嘘八百の歴史や思考を日本人に押しつけていることが知れ渡るようになった。
こんな人間どもが「日本人は草食だ」と朝から晩まで洗脳しても、もう効き目がなくなった。日本人は長い眠りから目を覚まそうとしている途中だ。
日本人の戦闘民族としての血が完全に目を覚ますと、今まで日本人を貶めてきた人間は、それなりの覚悟が必要になる。日本人を貶めていることに、怒髪天を衝くような憤怒を感じている人がたくさんいるからだ。(written by 鈴木傾城)
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日本人の戦闘民族としての血が完全に目を覚ますと、今まで日本人を貶めてきた人間は、それなりの覚悟が必要になる。日本人を貶めていることに、怒髪天を衝くような憤怒を感じている人がたくさんいるからだ。https://t.co/FCs1TcWyC8— Keisei Suzuki (@keiseisuzuki) 2018年3月3日
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