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3250万円で自分の分身1個が買えるという事実は資本主義の基礎知識である

誰でも知っていることだが、現代の資本主義では「成功した事業家」が資本主義の覇者になる近道である。そう考えると、成功したいすべての人は「事業家」になるべきであると言うのが正しい。 何も持たない人間が巨額の冨を得るには、事業家になるのが王道である。しかし、これはあくまでも一般論であると考えなければならない。 なぜなら、起業したら誰でも成功できるというわけではないからだ。むしろ起業して成功する確率はとて […]

投資は資産を増やすのが目的なのだが、金に飢えた瞬間に成功は遠のいていく

「紀州のドンファン」と呼ばれていた野崎幸助という男は事業に成功して数十億円もの資産を持っていたのだが、この男は金で「若く美しい女」をモノにしたいという欲望があったので、持っていた資産で若い女を手に入れることに熱中した。 そこで野崎幸助はデートクラブようなところで金をばらまいたので、あっという間に何人もの女に騙され、最後には金で手に入れた22歳の女に覚醒剤を盛られて殺されてしまった。金で幸せは買えな […]

結局、3つの僕《しもべ》に命令して資産を増やしている人が勝ち組になっていく

「私のために、文句も言わずに黙々と働いて金を稼いで来てくれる僕《しもべ》は存在しないだろうか」 そんな都合の良い想像をする人は、世の中には珍しくない。ボロボロになるまで働いている人は、疲れの抜けない朝によくそんなことを考えるという。そんな願望をマンガや映画にしたものもある。 100%言うことを効く自分の僕《しもべ》を作って、自分が寝ている時にその僕《しもべ》を働かせて稼ぐのである。しかし、そんな「 […]

M1チップを見よ! Appleはユーザーだけでなく長期投資家にも注目に値する企業

コロナ禍によって起こったのは、まぎれもなく社会の強度なデジタル依存であった。伝染病の唯一の防御方法は「誰とも接しない」というものだから、人々はステイホームを余儀なくされる。 しかし、社会とつながる必要もある。家にいて社会につながるために、なくてはならないインフラがインターネットである。仕事も友人とのコミュニケーションもショッピングもコンテンツ視聴も、いまやすべてインターネット経由だ。 今後、ますま […]

ハイリスク・ハイリータン。そこに長くいればいるほどハイリスクの毒が回る

最近、パチンコ依存者の人たちと話をすることが多い。彼らと話をしているとすぐに気付くのは、ハイリスク・ハイリータンを追求する彼らと私とは、まったく感覚が違っているということである。生きている世界が、まるっきり違っていた。 彼らは極度にリスクが高くても臆しない。胆力があるし、勝負できる精神力を重視している。ハイリターンの前には、勝負できる行動力が何よりも重要だと信じている。しかし、私はまったくハイリス […]

銀行に100万円定期預金して金利は20円。それでも国民の半分は何とも思っていない

2021年4月1日現在の定期預金の金利を年利率、税引前で調べて見ると、ゆうちょ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行のどれを見ても、0.002%になっていた。1年間に100万円を預けるといくらになるのか。 20円である。 3年ほど前はどれも0.01%だった記憶がある。100万円預けて年に100円しかつかないので、こんな馬鹿げた話はないと3年前に言った。しかし、今は100円どころ […]

誰もが軽視するが大事なこと。「感情のコントロールは利益を生む」という事実

「怒り」がコントロールできないと寿命が縮まるというのは医学的にも証明されている事実だ。交感神経の過緊張が継続し、自律神経が乱れ、循環器系に過剰な負担がかかる。欠陥が収縮して心筋梗塞、血圧が上がって脳梗塞などを引き起こすこともある。 恒常的に怒りを蓄積していると、体を酸化させる活性酸素によって老化も激しくなる。脳圧が上がって脳パフォーマンスも非効率化する。 常に激しい怒りを感じていると、それ自体が自 […]

中国なんかどうでもいい。新興国も気にしなくてもいい。アメリカに賭けよ

2020年にドナルド・トランプ政権が終わって2021年からジョー・バイデン政権となったが、それで米中の激しい軋轢と対立は緩和されたのかというと、まったくそのようなことはない。 アメリカは経済的にも軍事的にも、非合法極まりない手段でのし上がってくる中国に対して激しい警戒心と憎悪を持つようになっている。私のまわりでも「いずれアメリカと中国は物理的に戦争状態に入る」と言う人も増えてきた。 言うまでもない […]

自分に賭けるよりもビッグブラザーに賭ける方が勝てるなら、私は自分に賭けない

日本では非正規雇用が2000年頃から急拡大し、働いても働いても生活が楽になら 競争社会では競争に強い人間が勝つ。競争に強い人間というのは、天性の遺伝的能力だけでなく凄まじい努力を継続的に行える人でもある。そして、そこに幸運が味方してくれなければならない。 才能・努力・幸運。 この3つが絶妙に組み合わさった人が成功に辿り着ける。しかし、目標が大きければ大きいほど成功の確率は減っていく。また先に成功し […]

一生懸命に働いたら報われるという認識は嘘八百だ。それを信じると人生が詰む

日本では非正規雇用が2000年頃から急拡大し、働いても働いても生活が楽にならずに追い込まれる人が増えてきた。小泉政権にいた竹中平蔵がそういう社会を作り出して、それが今も続いている。 竹中平蔵が若者に仕掛けた罠。「1億総非正規」でも金を増やせる人間の思考=鈴木傾城https://www.mag2.com/p/money/1011535 非正規雇用者数は1990年の段階で881万人だった。今はどうか。 […]

ちっぽけな起業家から、大企業に働いてもらう側に立場をスルリと入れ替える

かつてサラリーマンが起業すると言うと、喫茶店やラーメン屋を始めるのが常だった。なぜ喫茶店なのかというと、素人でも始めやすい業態だし、何となくお洒落な感じがするし、友人の溜まり場になってくれると自分も楽しいからだ。 ラーメン屋の方も喫茶店と同じで素人でも始めやすい業態だし、小資本で始められて儲かる感じがするので人気がある。 しかし、いろんな業種の中で潰れやすいのも喫茶店やラーメン屋である。みんな同じ […]

株式崩壊は、浜矩子みたいな人間が警告しようがしまいが何らかの形で必ず来る

この世で最も馬鹿げた予言は「将来、株式市場が暴落する」というものである。経済チンドン屋の浜矩子《はま・よしこ》は、いつも株が暴落するとか日経平均株価1万円以下だとか何とか言っているのはよく知られている。 これらの予言が意味を為さないのは、「将来、必ず天気が崩れて雨が降る」と言っているのと同じことを言っているからだ。株式市場は上か下にしか行かないのだから、下に行くと言っていればいつか当たる。 それは […]

株式市場が過去最高の高値圏にまで上昇している。「そろそろか」と思う局面

私が保有しているETF【VTI】だが、過去最高の高値圏にまで上昇している。2020年3月から4月にかけての大暴落の最中でも私は喜んで落ちたナイフをつかみに行き、以後もずっとこの【VTI】に定期定額積立投資をしていたので、2021年2月現在、資産はかなり膨らんだ。 しかしながら、今は別に嬉しく思っているわけではない。多くの人々が「株式が、米国株が、日経平均が……」と言い始めているのも気付いている。 […]

【表現者クライテリオン】“自粛強要”で経済を壊すな――緊急事態に陥る“社会の底辺”

社会の底辺は、コロナ禍における情勢の悪化で打ちのめされている。2021年1月1日から翌日2日にかけて、私は新宿で多くのホームレスと共に時間を過ごし、話を聞き、状況を確認していた。 多くの人たちが新しい年を祝う年末年始は、ホームレスの人々にとっては「凍てつく寒さになる」「店が閉まる」「役所が閉まる」という三重苦に見舞われ、生きるか死ぬかのサバイバルの時期となる。 年末年始の新宿では、コロナ禍の中で明 […]

株式を保有している人は、こんな時期に「資産が増えた」など大声で言わない

株式市場が上がっている。そのため、2020年3月に大きなダメージを受けた富裕層の多くは資産を取り戻しており、最近になって「もうコロナショックは克服した」という声も上がるようになった。 確かに株価だけを見ればそうなのだ。「株価」だけを見ればあたかも経済は回復したように見える。これは、アメリカでもそうだし日本でもそうだ。 株式市場が急激にショックから戻して高値を更新しているのは、言うまでもなく中央銀行 […]

時代は変わっても自分の性格は変わらない。ここを間違えたら一生苦しむ

今後、インターネットのインフラは「5G」によって100倍の通信速度と1000倍のトラフィックとなっていくので、インターネットのコンテンツは文字ではなく動画にシフトしていくのは避けられない動きと化す。 それに合わせてテレビの凋落はますます激しいものとなっていき、今後はインターネットで動画を配信して成功した人が時代の寵児となる。 現在は、インターネットでの動画配信と言えばYouTube一強独裁なので、 […]

生き方を変えるなら今しかない。2020年代は「個」で待遇も賃金も変わっていく

昭和の時代の日本企業は無個性な集団を抱え込んで企業の歯車として育てていた。しかし、平成の時代になって正社員はどんどん切り捨てられ、ルーチン作業や低レベルの仕事は非正規雇用者に置き換える流れになった。 今後、どうなるのだろうか。端的に言えば、最終的には正社員という立場も消えて、みんな個人事業主の立場になる。どこかの大企業に所属しても個人事業主の扱いになって会社は「個人の能力」にそれぞれまったく違う賃 […]

バイデン政権で最も注視すべきなのは国防長官ロイド・オースティンである理由

2021年1月20日の就任式を経て、アメリカはジョー・バイデン大統領の下で新しい政治が行われるようになる。バイデン大統領は着任早々、地球温暖化対策の国際的な枠組みである「パリ協定」に復帰し、WHO(世界保健機関)からの脱退の撤回を命じて、グローバル志向を鮮明に打ち出した。 そして、アメリカは「4つの危機」に直面していて、10日以内にこの4つの危機に対して具体策と対応を発表すると述べた。バイデン政権 […]

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