反日という憎悪が渦巻く世界から、対立と衝突が起きてくる

反日という憎悪が渦巻く世界から、対立と衝突が起きてくる

どこの国でも長年にわたる隣国との民族憎悪がある。解消されることはほとんどない。なぜなら、その憎悪には歴史があるからだ。歴史問題というのは「憎悪の問題」なのである。

憎悪という感情はとても強いものだ。

許そうと思っても相手が仕掛けてくる。あるいは許せないと感じて相手に仕掛けていく。それが歴史になる。そして、過去を振り返って相手に対する新たな憎悪が生み出される。

現在起きている日本と中国・韓国・北朝鮮の緊張は、典型的な民族対立の構図である。歴史問題・領土問題・民族問題という戦争を起こす原因がしっかり詰まっている。

他の紛争と違ったのは、近年の日本人が非常に大人しくて、表立って暴力闘争を仕掛けなかったという点だ。だから、物理的な衝突はまだ避けられている。

しかし人類の歴史を見ると、こうした問題は最後には激しく衝突し、暴力の応酬が生まれ、いずれは戦争になっていく。

国民の怒りは政府ではなく、他国に向けられる

反日国家である中国・韓国・北朝鮮の経済が揃っておかしくなっている。中国はGDPを操作して問題がないように振る舞っている。しかし、ドルが国外に流出するのを国家が規制して、暗号通貨に逃げることさえも阻止している。

韓国はコウモリ外交のツケで中国に不買運動を仕掛けられ、経済無能の大統領である文在寅(ムン・ジェイン)が国家破綻を早めるような馬鹿げたバラマキ政策を次々と行っている。

北朝鮮はミサイル男と嘲笑されている金正恩が暴走して止まらなくなって経済封鎖に見舞われている。これらの三カ国は揃っておかしくなっているのだ。

国家運営がうまくいっていない場合、国民の目を他国に向けてナショナリズムを煽るのが得策になる。国民の怒りは政府ではなく、他国に向けられるからだ。

中国・韓国・北朝鮮が執拗な反日を展開しているのは、国内経済がうまくいっていないことの証でもある。

だから国民の目をそらすために、執拗な反日運動を展開していく。そうやって国民の怒りを日本に向けて、政府批判をかわそうとしているのである。

どこの国が先に倒れるのかは誰にも分からない。経済封鎖が行われている北朝鮮が真っ先に死に絶えるような予測もあるが、韓国も統計的には瀬戸際なのだから、もともと貧乏な北朝鮮よりも先に韓国が死んでも不思議ではない。

韓国は前大統領の朴槿恵(パク・クネ)政権があからさまに日本無視、日本外しを進めて中国に傾倒していったが、その中国が今になってTHAADミサイルの設置に激怒して不買を仕掛けているのだ。

文在寅大統領は中国にもアメリカにも不信を抱かれて股裂き状態になっている。

今後もどっちつかずに右往左往するしかない運命だが、そうすればするほど国内経済が立ちゆかなくなり、やがては政権不安に見舞われてしまう。

これは、そんな遠い話ではない。

乗っ取られた日本の中枢が機能しなくなっている

反日国家である中国・韓国・北朝鮮は、国家運営が暗礁に乗り上げると、反日を煽り立てて国民の目をそらすというワンパターンな行動を何度でも繰り返す。

だから、反日の言動はこれからも続く。大統領が変わろうが何だろうが、反日の姿勢だけは変わらない。だから、これらの国と日本の関係は、最後にはどうしようもないところにまで追い込まれていく。

今まで日本はこうした反日国家の傍若無人に耐えて、国民も政治家もまったく何の反論もしなかった。反論どころか、むしろこれらの国に迎合する政治家ばかりだった。

しかし、こうした流れも民主党政権が下野した2012年12月から明確に変わっていった。

安倍政権になってから、やっと日本は中国・韓国に反論できるようになり、「価値感を共有していない」として距離を置くことができるようになったのだ。

同時に日本の国民の間からも、反日という日本人憎悪を剥き出しにする中国・韓国・北朝鮮に対して、「嫌悪」と「軽蔑」を表明する人が増え始めている。

ところが、戦後70年以上の平和ボケの中で、日本の中枢組織の多くが中国・韓国・北朝鮮の工作員たちに乗っ取られてしまっており組織がまともに機能していない。

政治界、教育界、報道界、広告界、経済界、芸能界、文学界、映画界、音楽界、宗教界、法曹界、地方自治体……。すべてが中国・韓国・北朝鮮の工作員に侵食されている。

この中で、特に問題にされているのが報道界だ。マスコミの腐敗は今や壮大な不信を生み出している。日本下げ韓国上げの報道ばかりして真実を隠す。

マスコミがこのような工作をすればするほど、国民はマスコミにも嫌悪を抱くようになり、マスコミのことを「マスゴミ」と言って毛嫌いする人も増えてきた。

最も激しく批判されているのは中国・韓国・北朝鮮のプロパガンダ紙だと嘲笑されている「朝日新聞」だ。しかし、問題は朝日新聞だけではない。

毎日新聞も、NHKも、フジテレビも、影響力のある報道機関の多くが乗っ取られてしまっている。

修復不可能な「断絶」へと突き進んでいく

マスコミがどんなに世論操作をしようとしても、あるいは事実を隠蔽しようとしても、日本人が反日国家に怒りを感じ、中国・韓国・北朝鮮に憎しみを持ち始めているのは隠せない。

特に、狂気のような反日が蔓延している韓国に嫌悪を感じる人が増えた。執拗に日本を貶めようとする韓国の姿勢に「嫌韓」が拡大して、それが大きな国民的感情となっている。

もう引き返すことができない。

だから、今後は中国や韓国や北朝鮮が不満のはけ口を反日に向ければ向けるほど、日本人の心の中にもこの反日国家に対する憎悪が積み重なって修復不可能な「断絶」へと突き進んでいく。

ここから何が生まれるかは、もちろん誰もが分かっている。

民族対立が頂点に達していけば、これから生まれるのは「暴力」である。憎悪が極まっていけば、友好につながるのではない。暴力につながる。

反日国家の人間たちの発言を見たら分かる通り、そこには日本人に対する激しい憎悪で満ちあふれている。妥協のないほどの憎悪である。

彼らは日本人を犬や猿扱いしており、要人からして日本人を憎んでいる。国全体に、隠しきれない日本憎悪がある。反日を煽ることが、生き甲斐になっている。

これほどの反日が突きつけられて、日本人がいつまでも黙って耐えているだけと考えられない。怒りはやがて行動になって現れる。時代は変わった。

日本憎悪に妥協がないのであれば、日本人の反発もまた妥協のないものへと深化していく。

そして、憎悪と憎悪が必ず暴力を生み出す。

東アジア情勢は、対立と暴力的衝突に向けて動き始めているのだ。着実に「暴力の時代」へと向かっているという認識が正しい。政治がどう変わろうと、それは変わらない。

憎悪という感情はとても強いのだ。誰がそれを止められるというのか……。

東アジア情勢は、対立と暴力的衝突に向けて動き始めているのだ。着実に「暴力の時代」へと向かっているという認識が正しい。政治がどう変わろうと、それは変わらない。

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