韓国の新大統領が誰になっても、未来志向や日韓友好みたいなものに騙されるな

韓国の新大統領が誰になっても、未来志向や日韓友好みたいなものに騙されるな

韓国が都合よく口にする「未来志向」だとか「友好」という言葉は、日本からすべてを奪うための演技であり、ワナである。日本はいつもこの手でやられている。普段は激しく日本を面罵しておきながら、日本が本気で離れると急に猫なで声で「未来志向」と言い出す。(鈴木傾城)


プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい)

作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019、2020年2連覇で『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」、投資をテーマにしたブログ「フルインベスト」を運営している。「鈴木傾城のダークネス・メルマガ編」を発行、マネーボイスにも寄稿している。(連絡先:bllackz@gmail.com)

韓国とどんな約束・条約を交わしても意味がない

韓国が2ヶ月後の2022年3月に大統領戦を控えている。与党である「共に民主党」と、最大野党である「国民の力」の2候補が激突しているのだが、「国民の力」のユン・ソンヨルが家族のスキャンダルや内紛で支持率が急落、「共に民主党」のイ・ジェミョンが一歩リードする形となっている。

ユン・ソンヨルは「大統領になったら、ただちに韓日関係改善に乗り出す」という用日派(日本利用派)だが、イ・ジェミョンは「日本は竹島の問題提起ばかりし続ける。日本は信頼できる友好国なのか?」と反日を剥き出しにする候補だ。

この反日派のイ・ジェミョンが大統領になれば、現在のムン・ジェインと同じく日本側と韓国側の対立は止まらないことになるだろう。もちろん、イ・ジェミョンは慰安婦問題も蒸し返して来るだろうし、徴用工問題でも日本を攻撃するはずだ。

もっとも、ユン・ソンヨルが想定外の逆転となっても、この男も「用日派」として日本にタカることを考えている人物なわけで、結果は大して違ったものになるわけではない。

反日国家である韓国と日本は水と油だ。どんな約束・条約を交わしても韓国側の都合で一方的に破棄されて蒸し返されるのだから意味がない。そう言えば、現在の岸田首相は2015年の外相時代に日韓合意を結んだ人物だった。

韓国とは「助けない、教えない、関わらない」の非韓三原則の外交が唯一の国益になる。それをしないで下らない日韓合意のようなものを結んで韓国に10億円を毟り取られた岸田文雄は万死に値する。

韓国の新大統領が得意げに反日言動を出してきたら、さっさと日韓断交を突きつければいいのだが、岸田首相はそれができるだろうか。せめて慰安婦問題が解決するまで国交断絶するくらいの決断はして欲しい。

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相手を混乱させ、長く取り付くためのテクニック

ウブな日本の国会議員は韓国の相手にすればするほど騙される。

「慰安婦問題を解決すべきだと考えている。この問題をきちんと解決すれば、これ以上、再び議論される理由はない」……。そう言ったのは、当時は韓国の外相であったユン・ビョンセである。

すでに韓国が口先だけの嘘つき国家であることを分かっている日本国民は、この言葉を聞いて冷笑した。ところが岸田文雄みたいな「お坊ちゃま」は、そういうのを間に受けて日韓合意を結んだりするのである。

韓国外交は、いつもそのように言いながら、日本に対して謝罪や賠償を引き出しながら、後になって再び議論を蒸し返すという戦略を延々を使っている。都合が悪くなれば「すり寄り」を見せて、あとで裏切るのが韓国外交のパターンなのである。

ところが、日本の政治家は何度も何度も騙されるのだ。日本人の多くはそんな頼りなく情けない政治家に激しい失望を抱くしかない。韓国問題に関して言えば、もう日本の国会議員には何も期待するものはない。

韓国とは関われば関わるほど不幸になり、知れば知るほど嫌いになる。誠意は通用しない。価値感も共有しない。

だから、筑波大学大学院教授の古田博司氏が提唱するように、「助けない、教えない、関わらない」の非韓三原則がますます輝きを増すのである。

日韓関係は、韓国がすり寄って来ても断ち切るくらいでちょうどいい。

韓国の「すり寄り」は日本を利用し、ゆすり、たかり、脅しをする韓国外交の常套手段である。寄生するというのは、「相手から奪う」という目的が裏にある。たいていの場合は奪うものは金なのだが、他にも「相手を隷属させて自分の都合の良いように動かす」という目的もある。

「奪う」ためには、甘い言葉で取り入ったり、懇願したりしなければならないので、韓国は自分の都合に合わせて臆面もなくそのような行動をする。

しかし、それで何も手に入らないと、怒鳴り、脅迫し、上から目線で激しく罵ってくる。それが韓国のやり方だ。基本的に大統領が誰になってもそこは変わりない。

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「甘い汁を吸える相手を決して離さない」のが韓国

韓国は今まで日本に対して執拗に嫌がらせを繰り返してきた。今でも変わりない。

国際社会に嘘八百を言い散らかし、「謝罪と賠償を要求する」「金を払え」「とにかく金を出せ」と恐喝していくる。そして、思い通りにならないと、最後には激しく感情を爆発させて、日本を罵るのである。

重要なのは、「罵るだけで終わりではない」ということだ。むしろ、ここからが韓国特有の行動が始まる。激しく日本を嫌っても、韓国は決して日本との関係を切らないのである。

日本は恫喝したら金を出すので、甘い汁を吸える日本を決して離さない。そのために使うのが「すり寄り」という方法なのだ。搾取に搾取を繰り広げて日本が離れそうになると「日韓関係が大事だ」とすり寄る。これは寄生した相手を最後まで逃さないためのテクニックであり、常套手段でもある。

韓国が都合よく口にする「未来志向」だとか「友好」という言葉は、日本からすべてを奪うための演技であり、ワナである。日本はいつもこの手でやられている。普段は激しく日本を面罵しておきながら、日本が本気で離れると急に猫なで声で「未来志向」と言い出す。

韓国はゆすり・タカりができる相手がいれば、とことんその相手にしがみつく。そのために、今日は「謝罪しろ、賠償しろ」と日本を恫喝しても、事態が変わったら何もなかったかのように「すり寄り」を行って「友好」を強調する。

ゆすり・タカりを受けている日本は「すり寄り」を見せられるたびに「もしかしたら、韓国は改心したのか?」と勘違いしたり「今度は大丈夫かも」と、はかない希望を持ったりする。

大統領が変わるたびに「今度の大統領は未来志向と言っているので関係改善が望めるのではないか」と日本は世間知らずの少女のように思い込む。しかし、韓国は単に自己都合ですり寄っているだけなのだ。

日本が壊れ、役に立たなくなるまで、ずっと「すり寄り」と「恫喝」を交互に繰り返す。そうやって、骨の髄まで日本をしゃぶり尽くす。

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「すり寄り」を受け入れると、カモにされるだけ

結局、韓国はそうやって国を維持してきたので、それ以外の生き方ができるわけがない。だから、韓国は死ぬまでそうやって日本を利用し続けるだろう。

こういった国は、徹底排除しなければならないし、付き合いは断固として断たなければならない。すなわち、きっぱりと断交しなければならないのである。

関われば関わるほど不幸になる。どんなに未来志向だとか日韓友好だとか言われても、そこで心を許すと、また振り回されて奪われるだけになってしまう。未来志向なんかない。韓国と関わってはならないのだ。

「断交する」というのは、非常に重要な一歩でもある。

未来志向や日韓友好みたいなものを信じて受け入れるとカモになる。そしてカモは永遠に搾取される。いったん関係を結ぶと、ずっと取り憑かれて終わりがない。

どんなに激しく日本を嫌って罵っていても状況が変わるとすぐにタカりを開始する隣国を、日本政府はいい加減に断ち切ったらどうなのか。

わざとらしく友好を強調したり、上から目線で平和を語ってきたり、第三者を介して取り入ってきたり、さまざまな方法で「すり寄り」を行ってくる韓国に対して、「真の未来志向とは、お前たちと断交することだ」と、韓国に対してはっきり言えばどうなのか。

大統領が変わったからと言って、関わる必要などない。

日本の名誉を毀損し、価値感を共有しない国と関わるべきではない。むしろ、「大統領が変わったのだから断ち切るのに良い機会になった」と考えなければならない。

日本人は、「断ち切る」のが苦手だ。すぐに他人を信用してしまうお人好しな性格があって、騙されても騙されてもまだ騙される。

詐欺に騙される人は、同じ詐欺に何度も騙される。「すり寄り」に騙される日本人も、何度も何度も騙されて痛い目を見る。こんな馬鹿げたことは、もう終わりにしなければならない。

2022年3月に韓国の大統領が変わる。日本は今後、新大統領が都合良くすり寄って来ても、厳しい目で追い払わなければならない。毅然とそれができるかどうかが、日本を救えるかどうかの分かれ目だ。

書籍
『他人を支配したがる人たち 身近にいる「マニピュレーター」の脅威(ジョージ・サイモン)』

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