民主党政権が「悪夢」だったのは100%真実。そして悪夢はまだ生きている

民主党政権が「悪夢」だったのは100%真実。そして悪夢はまだ生きている

2019年2月10日、安倍首相は第86回党大会の中でこのようなことを述べた。

『我が党の敗北で政治は安定を失い、そして悪夢のような民主党政権が誕生した。決められない政治、経済は失速し、後退し低迷した。若い人が頑張ってもなかなか就職できない仕事がなかったあの時代、地方でも中小企業の倒産件数が3割も多かったあの時代、人口が減少していくから成長なんかできないとあきらめていたあの時代に、戻すわけにはいかない』

自民党政権が最高に素晴らしいというわけでは決してないが、民主党政権はひどすぎた。安倍首相の言う「悪夢のような民主党政権」というのは決して誇張ではない。本当に悪夢だったのだ。

この時の民主党政権を担った議員たちは、まだ政界に残っていて、今も売国と反日の言動を繰り返している。立憲民主党は「再び政権交代したい」とも言っている。しかし、もう日本人であるならば、誰もこんなぶざまで力のない売国政党に票を入れようとは思わないはずだ。

2008年から2012年までの歴史に残る日本の大混乱は、すべてこの民主党のせいだ。民主党は日本を守るのではなく、日本を解体しようとしていた。

混乱して自壊していったのではなく、意図的に日本を破壊しようとしていた。日本の国益を破壊し、意図的に日本を中国・韓国・北朝鮮の属国にしようとしているかのようだった。その姿勢は今も変わっていない。(鈴木傾城)


プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい)

作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」、投資をテーマにしたブログ「フルインベスト」を運営している。「鈴木傾城のダークネス・メルマガ編」を発行、マネーボイスにも寄稿している。(連絡先:bllackz@gmail.com)

民主党政権は円高を放置し続けた

民主党政権は意図的に日本を円高に誘導し、固定化させていた。その結果、2011年10月には1ドル75円32銭という超円高にもなり、これによって日本経済は壊滅的ダメージを受けた。

民主党政権は「円高になれば日本は景気回復する」と意味不明の主張をしていた。信じられないが、これは事実だ。さらに日本を破壊したいと考えていた反日ジャーナリストたちもこぞって「円高で日本は景気回復」とわめいていた。

しかし、実際にはこの円高で日本の輸出産業は総崩れとなり、中国・韓国の企業が日本企業の座を根こそぎ奪っていくという現象が起きていたのだ。

特にこの時代、韓国のサムスンがウォン安円高で日本から盗んだ技術で世界を席巻していた。民主党は日本の国益を考えていたのではない。韓国の国益を優先する売国政党だったことを日本国民が認識した瞬間だった。

それでも、民主党政権は円高を放置し続けた。

口では「断固たる措置を取る」と言いながら、断固たる措置は何もとらずに放置したので、もはや日本を見限る投資家も続出、日経平均株価も8000円台にへばりつき、「日本はもう終わった」と言われるようになっていた。

民主党政権下で株価が長期に渡って低迷し、一度も浮上しなかった。これだけでも、民主党政権がいかにクズのような存在であったのかが窺える。

その後、自民党が圧勝して安倍政権になると株価は大きく上昇したが、この2013年1月31日に、民主党の辻元清美はこのようにブログに書いて馬鹿をさらけ出していたのである。

『株価は上がっていると喜ぶ人たちはいるけれど、なんだか「不気味」と「疑問や不安」を抱いている方は多いのでは』

普通の感覚で言えば、株価が低迷したまま一度も上がらない方が不気味であり、疑問であり、不安だ。しかし、民主党の辻本清美は真逆の思想を持つ。民主党には、そんな最悪の議員の集まりだった。

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3種類の馬鹿が日本のトップ

政権交代前、民主党は「政権交代が最大の景気対策だ」と叫び、「民主党政権になったら株価は3倍になる」と宣言して、2009年に政党を奪取したということを忘れてはならない。

2009年当時、株価は1万2000円だったが、そこから3倍になると言えば3万6000円である。ほぼバブル期並みの株価にするという景気の良い話を民主党はしていた。

しかし、実際はどうだったのだろうか。もちろん、民主党が言っていたのはすべて「嘘」でしかなかった。

民主党政権になってから日本経済は混乱し、見捨てられ、浮上力を失い、株価は上昇するどころか、逆に落ち込んだまま低迷して日本は崩壊寸前となったのだ。

安倍首相が言うまでもなく、政権交代は「日本の悪夢」だったのである。

悪夢と言えば、首相からして悪夢だった。次から次へと新しい種類の馬鹿(ルーピー)が日本のトップに立っていたのである。これが悪夢でなければ何が悪夢なのか。

鳩山由紀夫は「担がれた馬鹿」
菅直人は「何もできない馬鹿」
野田佳彦は「実行力ある馬鹿」

このように総括した人もいるが、だいたいのところはそれで合っていると思われる。この民主党政権で、日本人は馬鹿にも3種類あるという貴重な事実を学んだ。

それはいいのだが、馬鹿と称される首相が3人も連続して続いたので、世界的にも「日本人は馬鹿だ」という評判が立ち、外交に大きな悪影響を与えた。特に、中国・韓国・北朝鮮は、今でも日本人は馬鹿だと嘲笑している。

多くの日本人は一生、この2009年から2012年の悪夢を忘れないだろう。今も国民はこの民主党時代の3年間のトラウマから抜け出せていない。まだ民主党でうごめいていた議員が政界に存在すること自体が悪夢である。

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民主党を後押しする存在がある

民主党は国民の支持を得られなくなって、やがて名前を変えて「ネームロンダリング」し、さらに2つにも3つにも割れて小さくなった。しかし、再び小沢一郎が出てきて野党を連携させて政権交代に結びつけようと画策するようになっている。

しかし、この売国政治屋が選挙で何を叫んだところで、民主党政権がやった政治は万死に値するものだから、もう民主系議員を信じる日本人はひとりもいない。

民主党は2009年にマニフェスト(選挙公約)を大々的に掲げて、あれこれ実現すると夢を並べたが、その多くが嘘であったのだ。何ひとつ実現できなかった。

今はどこの政権も「マニフェスト」という単語をなるべく出さないようにしているが、これは「マニフェスト=嘘八百」というイメージが民主党政権時代に染みついてしまったから、誰も使えなくなってしまったのである。

埋蔵金を発掘するというのは嘘だった。公務員を2割削減するというのも嘘だった。消費税を4年間議論しないというのも嘘だった。天下りは許さないというのも嘘だった。議員定数を削減するというのも嘘だった。赤字国債を抑制するというのも嘘だった。内需拡大で景気回復というのも嘘だった。

マニフェストで掲げたものは、すべて嘘八百だった。

しかも、民主党は、国民の見えないところで4つの日本を壊す謀略さえも仕掛けていた。(ダークネス:「4つの日本破壊工作」を執拗に仕掛けていた民主党政権

これほど最悪な政治家集団が再び政権奪取に向けて動き始めているが、危険なのはこれを後押しする存在があるということだ。

それは、世間から「マスゴミ」と呼ばれる反日報道機関である。

民主党は選挙時期になると下らない姑息な工作もする。たとえば、安倍晋三首相が2014年11月21日に解散を決めたとき、「どうして解散するんですか?」というサイトが立ち上がったことがあった。

これは民主党の息がかかった「青木大和」という胡散臭い人間が作った民主党主導の悪質な世論誘導サイトであったことが知られている。(ダークネス:マスコミが仕掛ける偽のムーブメントを見抜けるだろうか?

この世論操作をマスゴミは大々的に取り上げて安倍政権を攻撃しようとしていた。こういう工作をマスゴミが取り上げて世論操作をするのだから、騙される人間も出てきても仕方がない。だから「危険」なのである。

いよいよ参議院選挙も近づいて来ている。民主党系の政党や議員も参院選に向けて動き出しているが、また「マスゴミ」と組んで、姑息な工作を仕掛けてくる可能性がある。日本をズタズタにした売国議員どもを信じるべきではない。

私たちがしなければならないことがある。それは、民主党系のような売国政党の議員に票を入れるのではなく、きちんと国益を考えている真の保守政党、愛国政党、国益派政党を支援し、そこに票を入れることだ。

日本には売国議員はうじゃうじゃといるが、一方で保守派議員はまったく足りない。変えていかなければならない。(written by 鈴木傾城)

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安倍首相はこのように述べている。『我が党の敗北で政治は安定を失い、そして悪夢のような民主党政権が誕生した。決められない政治、経済は失速し、後退し低迷した。若い人が頑張ってもなかなか就職できない仕事がなかったあの時代、地方でも中小企業の倒産件数が3割も多かったあの時代、人口が減少していくから成長なんかできないとあきらめていたあの時代に、戻すわけにはいかない』

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