メルマガ

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◆爆下げ時に爆買いできる人が大きな資産を作るが、それができる人がなかなかいない

米国の株式市場は長期的に見れば上昇を続けている。だが、短期的にはしばしばナイアガラの滝のように暴落する。こうした局面で、多くの個人投資家は恐怖におののいて株式を売却してしまう。 無理もない。株価が下がって損失が膨らむと、普通の人は心理的なプレッシャーに耐えられなくなる。誰でも損したくない。目の前でリアルに資産が消えていくのを見て、平常心でいられるほうが人間離れしている。 行動経済学では、損失の痛み […]

◆欲望が倍になると危険も倍に。慎重さと大胆さのバランスを取る簡単な方法とは?

私たちが生きている資本主義の社会では、欲望が倍になると危険も倍になる。これは誰でも知っているのに「誰もがハマる投資のワナ」だ。 投資は、金持ちになりたいという強烈でドロドロした欲望が投資家の行動の原動力となっている。その欲望は人を資本的に豊かにすることもあるのだが、行き過ぎて肥大化したら、それ自体が自滅の元凶となる。 そもそも、株式市場は「もっと資産を増やしたい」「人よりも先に成功したい」といった […]

闇バイト、賭博、横領、犯罪よりも、常識と規律が圧倒的に有利なことを忘れるな

「カネが欲しい」「カネこそすべて」みたいな考えかたに染まっていくと、一部の人は、闇バイトやギャンブル、横領といった一見簡単にカネが手に入りそうな非合法ビジネスに惹かれていく。 人によって、これらは実に表面的かつ手軽な手段に見える。しかし、実際には手軽でも何でもない。極めて大きなリスクである。非合法なカネ儲けは、ほとんどがハイリスク・ゼロリターンだ。 インターネットとSNSの普及によって、闇バイトの […]

S&P500が10%以上下落したとき、20%以上下落したとき、私ならこのように対処する

私は2024年の末に、S&P500がバフェット指数から見ても、PERから見ても、群集心理の高まりから見ても、過熱していると感じたので、個別銘柄を売りながら現金比率を増やしていった。これについては、過去のメルマガでも繰り返し述べている。 そうしているうちに、2025年はトランプ大統領が恫喝関税外交を繰り広げて相場は疑心暗鬼にとらわれるようになり、4月に入ってからは10%の以上を下落することに […]

配当株・高配当ETFに投資。もし働かずに生きたいなら「やらない理由」がない

働かないでぶらぶら暮らしたい人間にとって、自分が働かなくても定期的にカネが入ってくる状態が永遠に続く状態は最高だ。 資本主義社会では、自分が働かないでもカネが入ってくる仕組みは、不動産収入だとか、事業収入だとか、印税だとか、ライセンス料だとか、いくつもあるのだが、普通の人が手に入れられるもので、もっとも実現性と再現性が高いのが「配当収入」だ。 高配当株や高配当ETFを保有して、そこから配当収入を永 […]

働きたくなければ「収入そのもの」を買え。私も「それ」を買い集めて生きている

現代社会では、忙しい人々のために時間を節約するサービスがいくつも存在する。代表的なものとして掃除代行サービスが挙げられる。掃除や整理整頓をプロが代行することで、家事にかかる時間を他の活動に充てることができる。 週に1回、自宅を丸ごと清掃してもらうだけで、平日の余暇が2~3時間以上捻出できる。これにより、自分が本来優先すべき事柄に集中できる。 食材宅配サービスも同様に合理的に利用されている。あらかじ […]

波乱と不確実性で株価が下落すればするほど利益が大きくなっていく投資とは?

アメリカの長期的な成長を信じ、トランプ政権のやり方を信じている人は、米国株式市場に強気でいい。アメリカの長期的な成長は信じていないが、トランプ政権のやり方を信じている人も、同様に米国株式市場に強気でいい。まだ4年はトランプ政権が続くのだから。 アメリカの長期的な成長も信じていないし、トランプ政権のやり方も信じていない人は、どこか他の国に投資するか、それとも投資を辞めてしまうかにすればいい。信じてい […]

年金を改悪しまくって国民に受給させたくない政府なんか信用したら馬鹿を見る

私は74歳で死ぬことに決めているし、気が変わったとしても長生きもできない身体やライフスタイルだと思うので、年金は60歳から取り戻す予定だ。 では、もし私が長生きできる身体やライフスタイルであったら年金は65歳からにしていたかと言われれば、それは100%ない。やはり、さっさと60歳から年金を受給する。私は30年も日本を成長させることもできなかった日本政府を信用していない。また無能な国会議員たちに期待 […]

株価が下がれば下がるほど、より多くの分け前がもらえる仕組みを利用すればいい

株価が大きく下がる局面では、大半の投資家が不安に駆られる。ニュースでは「株式市場が混乱」「資産が急減」など、ネガティブな見出しが並ぶ。 だが、こうした時期は配当を好む長期投資家にとっては絶好の「狩り場」である。市場の暴落は多くの人にとっては苦痛かもしれないが、配当中心で投資を組み立てている長期投資家は、むしろ小躍りするくらいうれしいことなのだ。 配当利回りは、株価に対する配当金の比率で計算される。 […]

長期の不透明感と低迷が予測される今回の動きで株式をどう買っていくか?

2025年4月2日、アメリカのトランプ大統領が再選後初となる大型政策を発表した。「アメリカの雇用を守る」と称して、すべての輸入品に対して10%の一律関税を課すと発表した。 加えて国ごとに関税率を数十パーセントに引き上げ、たとえば中国からの輸入には34%、EUには20%、日本には24%という追加関税を設定している。この一連の政策は「リベレーション・デー関税」と命名された。 その発表は仰々しく、米国第 […]

下落期間には「快適な耐え方」がある。これを知っていれば長期下落も心地良い

2025年、ドナルド・トランプ前大統領がふたたびホワイトハウスに戻り、第二次トランプ政権がスタートした。 市場は一時的に株価上昇で反応した。しかし、その後は大きなボラティリティ(価格変動)に見舞われている。トランプ大統領は前回以上に保護主義的な貿易政策、恫喝関税外交に邁進して、株式市場を顧みなくなっている。 株式市場はこうした不透明感を嫌う。そのため、トランプ大統領就任当初は上昇していたS& […]

「バイ・アンド・ホールド」で資産は作れるが、継続できる人は少ない理由とは?

「バイ・アンド・ホールド」とは、株式やその他の資産を購入したあと、長期にわたって保有し続ける投資戦略である。日本語で言うと「買って保有し続ける」となるが、これはまさに長期投資の王道でもある。 「バイ・アンド・ホールド」は、短期的な市場の変動に左右されず、資産価値が時間とともに成長することを前提としている。たとえば、S&P500のような広範な市場インデックスに投資し、数十年間そのまま保有する […]

50代以上は、成長株でもなく高配当株でもなく「これ」で配当永久機関を作れ

もし「年金がアテにならないはずだ」とか「年金が少ないのはわかっている」とか「年金では暮らしていけない」と考えている人は、株式投資のスタンスをある時点で変えたほうがいいのかもしれない。 足りない年金、低い年金を、保有している株式からの配当で「補填」する。あるいは、「配当のみ」でも永久に暮らせるようにする。 そうであれば、成長株を買ってキャピタルゲイン(値上がり益)を取る投資ではなく、配当株を買ってイ […]

資本主義の魔術を使い倒せ。複利がいかに効果があるのか、20の理由を挙げてみた

経済的に不安定な無業者・個人事業主・フリーランサー・非正規雇用者・低所得者・年金受給者に当たる人は、「配当」を重視する投資によって経済的な安定が手に入るとひとつ前のメルマガで書いた。 「配当」は、自分が何もしなくても定期的にキャッシュを振り込んでくれるのだから、これほど収入の不安定な人間にとって精神安定剤になるものはない。 No.666 収入的に不安定な立場であれば、最初から割り切って「これ」 […]

収入的に不安定な立場であれば、最初から割り切って「これ」を投資目的にせよ

長期投資で興味深いのは、値幅益だけでなく、「配当」によって安定的・計画的・持続的に資産を増やしていける点だ。株価の上昇を取りにいくのと違って、「配当」はまるで給料をもらっているかのように定期的にキャッシュが振り込まれる。 「配当」とは企業が利益の一部を株主に還元する仕組みである。企業によっては毎年のように「増配」をおこなうところもある。「配当貴族」や「配当王」と呼ばれる銘柄は、25年〜50年といっ […]

株式で安定した固定収入を得る状態を作り上げたら、もう株価を見る必要もない

日本人のほとんどは「月給」が普通なので、「毎月、決まった額が振り込まれる」というスタイルに心が落ち着く人が多い。 多少の増減はあったとしても、誤差として見過ごせるくらいの増減で、定期的に「だいたい、これくらい」という予測できる額がきちんと入ってきて、それが延々と続く。そこに安心感を覚える。 投資では値上がり益が得られるとしても、株価の上がり下がりはランダムで、変動は非常に激しい。今月は月給分くらい […]

人々を破滅させる一攫千金の考え方。しかし、正しい一攫千金のやり方がある?

貯金100万円くらいの人が何かに投資したらいきなり成功して、1億円が手元に転がり込んでくるような状況を想像してみてほしい。これは典型的な一攫千金の状況だ。こういうのを妄想する人は多い。 そして、一部の人はそれを実現しようとして、FX(為替証拠金取引)や、ミームコインや、レバレッジをかけた株式取引などでギャンブルさながらの取引をする。あるいは、競馬や競輪やパチンコなどの事実上のギャンブルに向かう人も […]

戦後でもっとも激しい変化が起きる不確実な4年間で、したたかに生き残る方法

トランプ大統領は「ガザのリゾート化」「カナダの米国化」「グリーンランドの獲得」「パナマ運河の奪還」「EUへの高額関税」、さらには「WHO離脱」「パリ協定離脱」「国連人権理事会離脱」「USAID閉鎖」など、矢継ぎ早に政策転換をおこなっており、不確実要素が増している。 2025年の投資環境は、新たな政治潮流に大きく影響を受ける。はっきり言おう。これまで想像すらもできなかった異様な出来事が起こってもおか […]

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