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個人投資家が熱狂して、プロの投資家がそっと足抜けしていくのが今の株式市場

今年は株式市場も過熱した年だった。通常、株式市場の平均リターンは8〜10%なのだが、今年のS&P500は28%で、通常の3倍以上もの上昇を見せた。この顕著なパフォーマンスは、人工知能(AI)関連企業の成長が主な要因とされている。 特に、NvidiaなどのAI技術を牽引する企業は、昨年に続き今年も株価が倍増するなど、指数全体の上昇に大きく寄与した。 日本政府も新NISAで日本人の個人投資家に […]

株式市場が上昇し、誰もが「投資、投資、投資」と話題にする中で私が決めたこと

その国の経済活動全体が生み出したものが国内総生産(GDP)である。物価変動の影響を考慮せず、市場で取引されている価格に基づいて算出したGDPを名目GDPと呼ぶ。この名目GDPと、株式市場全体に流れ込んでいる総額を比較すると何がわかるか。 名目GDPより、株式時価総額が高ければ、株式市場が過熱しているというのがわかる。要するに高すぎる。低すぎれば、株式市場は見捨てられているというのがわかる。そのとき […]

低所得層が金利を支払い富裕層が利益を得る。「金利をもらう側」の養分になるな

低所得層は日常的に生活費が足りないので、家族や友人・知人から借金をしたり、銀行のカードローンを使ったり、クレジットカードのキャッシングを使ったり、消費者金融からのカードローンを使ったりして、とにかくカネを借りる。 何か欲しいものを買うときも、現金一括ではなくてカードで分割払いにしたりする。リボ払いも多用する。 そうすると、かかってくるのが金利である。 さすがに家族や友人・知人からの借金には温情で金 […]

不労所得は自分のための時間を与えてくれるツール。できるだけ早く手に入れろ

アメリカの優良企業をドルコスト平均法で長期に買うと、資産が大きく増える。あるいは、アメリカの株式市場全体をトレースするETFを手に入れておくのもいい。すると、どうなるのかというと、最終的に「不労所得」が得られるようになる。 不労所得とは、労働を伴わずに得られる収入のことを指す。 株式の配当金で暮らせるのであれば、やりたくもない労働から離れ、自分の好きなこと「だけ」をして生きていけるし、あるいは何も […]

トランプ政権で生まれる株式市場の大きな変動に振り回されない合理的な方法がある

現在、アメリカの株式市場が上昇しており、S&P500指数は年初来で26.41%、NASDAQ総合指数は30.62%となっている。 S&P500指数の年平均リターンが約10%であることを考えると、この26.41%というのはかなりの上昇だ。26.41%成長が4年続くと、資産は黙っているだけで2倍以上となる。それくらいのインパクトなのだ。 ただ、今後の4年はけっこうな変動になっていくので […]

投資の勉強して情報を追えば追うほど、逆に泥沼に落ちて損を重ねる人が多い理由

現代は学歴社会だし、ほとんどの人は勉強したら報われるという経験則を積み上げてきたので、とにかく勉強して向上しなければならないと思い込んでいる。 しかし、私自身は普通に働いて普通に生きているような人や、そこらへんで野良犬みたいに生きている人間が必死で勉強したところで、そんな目覚ましい成果が出せないと思っている。 私も野良犬だ。要領良く生きようとは思うが、自分自身を向上させようとか、そんな無駄なことは […]

いろんな面で劣っていた私は、他人の才能を利用することに決めてうまくいった

私は20歳でドロップアウトした人間で、ほとんど仕事もせず、今まで野良犬のようにぶらぶらと生きてきた。 私は富裕層の生まれではないし、人脈もないし、何か成し遂げる能力もないし、立派な学歴もないし、職歴もないし、資格もないし、目を見張る才能ないし、仕事もする気もないし、野心もないし、気力もない。 もしかしたら、私ほど「何もない」人間は珍しいのではないか。 普通に考えると、そうした立場にあるのなら、早く […]

ロレックスやポルシェを買うよりも、それを売ってる会社の株を買う狡猾さを持て

東京・表参道なんかを歩いていると、ポルシェ911を颯爽と乗り回している金持ちがいたりする。この高級車を新品で買ったのであれば、だいたい1,694万円くらいで購入したことになる。 こうした高級車は数十億円、数百億円以上もの資産を持ったビジネス創業者や富裕層の家庭に生まれたボンボンが買えばいいのであって、資産が数千万円だとか数億円レベルの人間が買ってもしかたがない。 成功者の証であるポルシェを手に入れ […]

感情的になったら終わり。投資で「買い値」を割ったときにすべき10の対処法

投資をはじめる際、多くの人が期待と不安を抱えて市場に参入する。株式や資産の値上がりへの期待感や、成功への願望は誰もが共通して持つものだ。 しかし、現実の市場はつねに変動しており、思い描いた通りには進まない場合も多い。とくに、自分が購入した株式が買い値を割る瞬間、投資家は冷静さを失い、感情的になりやすい。 感情的になることは、投資において極めて危険だ。 なぜなら、市場は短期的な値動きによって大きく左 […]

短期トレンドを読むリスク。そして、投資家はトレンドに翻弄されて自滅していく

最近は、市場の動向を読む記事やSNSの情報であふれている。経済評論家だけでなく、一般の個人投資家も、市場の動向について、さまざまな見解をSNSで述べ、株式市場の動きを予測しようとしている。 市場の短期トレンドを読み、投資のタイミングを計ることは、多くの投資家にとって非常に魅力的な手法ではある。当たれば自分が天才に思えて満足感が得られる。しかし、この手法には多くのリスクが伴う。 市場は非常に複雑で、 […]

衰退していく日本に気を取られている場合ではない。凄まじい変革に目を向けろ

石破茂が新首相になることに決まったが、早々から政策の正当性や実行力に疑問が持たれて、株式市場と為替相場が動揺している。この新首相が今後、広く国民の支持を得られるのかどうかは非常に微妙なところであり、先行きの不透明感が強い。 私自身も石破茂には、まったく何の期待もしていない。 というよりも、私は今の日本の政治には、もう何の期待もしていない。30年以上も日本を成長させることができなかった無能な政治家た […]

今の日本人は利益を求めての投資だが、10年後は生存を求めて必死な投資となる?

誰が首相になっても日本を変えることができそうにない。数だけは揃っているようだが、次期首相候補の顔ぶれを見ても、国民の期待に応えられるような人間がいるようには見えない。いずれも抜本的な改革や日本の復活につながるような明確なビジョンを示せていない。 すでに日本は30年以上も機能不全な政治が続いてきているのだが、ここでまた力不足な人間が首相になってしまったら日本の機能不全はもっと続いていく。 そんな中で […]

努力をしている企業や経営者に賭け、自分は何もしないで利益を吸い取る道をいく

金融市場において、プロフェッショナルから一般投資家まで、多くの人々が経済指標やテクニカル分析を用いて相場の動向を予測しようと試みている。 金利の推移、チャートのパターン、失業率の変動、消費者物価指数(CPI)の動きなど、さまざまなデータを駆使して市場の先行きを占おうとする姿勢は、投資の世界では珍しくない光景だ。 しかし、こうした努力がかならずしも利益に結びつくわけではない。むしろ、多くの場合、期待 […]

世間が株式市場の大暴落で阿鼻叫喚の地獄にもだえているときに、よろこびを得る

アメリカでは景気後退が懸念されるようになって、株式市場が一足先に売られる展開となっている。景気が悪くなると企業は求人をしなくなるのだが、2024年7月の求人件数はかなりの低水準となっている。 逆イールドカーブ(米10年債利回りと米2年債利回りの差がマイナスとなる現象)は9月4日に解消されたのだが、じつは歴史的には逆イールドカーブが解消されてからしばらくすると景気後退《リセッション》がやってくる可能 […]

個人投資家が巨大で攻撃的なヘッジファンドに立ち向かう方法はあるのだろうか?

株式市場は平等でも博愛でも何でもなく、競争はフェアどころか、汚い手口が何でもありのドロドロした世界である。そこに、ヘッジファンドが弱肉強食さながらに儲けを追求して他人の資金を食い荒らす。 ヘッジファンドとは、さまざまな投資手法を用いて、どのような市場環境であっても「絶対的な利益」を追求する投資ファンドを指す。 たとえば、巨大で攻撃的なヘッジファンドが、ある株式をじわじわと買い込んでいったとする。そ […]

「自分の力で稼ぐのではなく、合法的に他人を利用して稼ぐ」ことを目指していた

類は友を呼ぶのか、それとも私がそういう人物が好きなので自然にそうなるのか、あるいは単なる偶然なのかどうかはわからないのだが、私のまわりはだいたい世の中に対して激しい反発心や敵地《アウェイ》感を抱いている人が多い。 話を聞くと、だいたい子供の頃から「エラそうな人」や「体制(学校・規則・常識など)」が死ぬほど嫌いで、何かあるごとにいちいち反発していたということなので、おそらく持って生まれた性格がそのよ […]

大暴落で阿鼻叫喚。手っ取り早く稼ごうと思うと、手っ取り早く失う結果になる

2024年8月5日、日経平均株価は歴史的な急落を記録した。終値は前週末比で4,451円28銭(12.4%)安の3万1,458円42銭であった。これは、1987年のブラックマンデーを超える過去最大の下げ幅だった。 この急落を引き起こしたのは日銀だ。7月31日、日銀は金融政策決定会合において、政策金利を0.25%程度引き上げる追加利上げを決定した。それだけでなく、今後も利上げをするとも述べた。 現在、 […]

世界長者番付を見たら、実業家でもない普通の人間が資産を増やすコツがわかる?

ひさしぶりにフォーブスの「世界長者番付2024」をチェックしてみたのだが、現在のトップテンの顔ぶれは以下のようになっていた。 1位:ベルナール・アルノー(LVMH)2位:イーロン・マスク(テスラ)3位:ジェフ・ベゾス(アマゾン)4位:マーク・ザッカーバーグ(メタ・プラットフォームズ)5位:ラリー・エリソン(オラクル)6位:ウォーレン・バフェット(バークシャー・ハサウェイ)7位:ビル・ゲイツ(マイク […]

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