株式市場

2025年は利益を最大化するのではなく、生存率を最大化するほうがメリットがある

現在はまだ新しく株式市場に入ってくるリテール投資家には多幸感が蔓延しているし、マスコミも相変わらず投資を煽っているので、2025年も意外なまでに上昇相場が続くかもしれない。しかし、プロの投資家たちが一様に身構えているのが興味深い。どう考えるべきか?(鈴木傾城)

ますます苦境に落ちていく中国経済。中国には一生投資しないくらいでちょうどいい

不動産市場の崩壊、株式市場の低迷、国債の利回りの低下、中国にも迫る少子高齢化、働かない若者の増加、キャピタルフライト、国を捨てる富裕層、硬直して時代遅れになった中共政権の政治。そこにきて、トランプ政権の返り咲きだ。中国は相当ヤバいことになるのではないか。(鈴木傾城)

米ドルMMFでで現金を待避させつつ、注意して2025年の株式市場を見つめていきたい

基本的に、2025年は現金を備える年にしたい。しかし、次の買い時がいつやってくるのかはわからないので、状況に合わせて動きたい。2025年に動乱がやってきたら、即座に動けるように準備だけはしておく。具体的には、米ドルMMFで高い利回りを得ながら、状況を注視し続ける。(鈴木傾城)

2024年12月18日のS&P500の大幅調整。2025年の株式市場は果たしてどうなるのか?

米国株が下落している。この混乱は一過性のものか持続的なものか。一過性のものであれば「今回の下落は買い」となるし、持続的なものであれば「今回の下落は相場から降りるタイミング」となる。まず、インフレは収束するのかしないのかが大局を見る上での重要な要素となる。(鈴木傾城)

堅実にやっていれば、株式市場が1日で20%下落しても日常に1ミリの影響もない

株式市場はいつでも暴落がやってくる場所であり、長期に株式を保有していたら、投資家は暴落をかならず経験する。そのとき、信用取引をやっているのといないのとでは運命はまったく違ったものになる。2024年8月5日の下落では、悲惨なことになった人も多かった。(鈴木傾城)

人々が右肩上がりの相場に押しかけて投機的になったら現金を貯めて静観しておく

普通に生きていたら、先が見えている。投機で一発逆転できたら、自分の人生が変わるかもしれない。こうした焦りは、冷静な判断を鈍らせ、「今やらなければ、永遠にチャンスを逃してしまう」という思い込みを強化する。今、投機が広がっているのに少し懸念している。(鈴木傾城)

ドナルド・トランプが大統領選挙に勝利したが、株式市場はどのようになるのか?

トランプの政策により、金融、エネルギー、防衛、ハイテクなどの主要セクターは短期的には上昇傾向を示すと予測されている。しかし、事態はそう簡単なものではない。たとえばハイテク企業も対中政策によっては大きな悪影響をこうむる。一筋縄ではいかないのだ。(鈴木傾城)

株式市場の時価総額の上位リストは、この世で重要な企業が何なのかを示す一覧表

アメリカは没落するだとか、もうアメリカの時代は終わったとか、アメリカは重要ではないと本気で思っているのであれば、試しにアメリカ企業とかかわらないで生活してみてほしい。きちんと現代社会を生きている人であればあるほど、それが「不可能である」ことに気づくはずだ。(鈴木傾城)

AI関連銘柄が下がっているが、これらの企業が成長し巨大化するのはむしろこれから

AIというパラダイムシフトの中で起こっているのは、「一時的な現象」でもなければ「単なるブーム」でもない。この調整を指して「AIバブルも終わり」みたいなことを発言している有識者も一部にはいるが、そう結論づけるのは早計である。宴は、はじまったばかりだ。(鈴木傾城)

日経平均株価が取引時間中の史上最高値を超えた。これから株価はどうなるのか?

この株高は日本の実体経済が良いから上がっているわけではないので、一般の国民にはあまり恩恵が回っていない。かつてのバブル時代を知っている人間にとっては、バブルどころか停滞にしか見えないのは、そういうことである。では、今後の日本の株式市場はどうなるのか。(鈴木傾城)

銀行破綻で動揺した株式市場。世界は予測した通りに動かないしこれからも不透明

3月に入って、突如としてアメリカの地方銀行が経営破綻して銀行セクターが危機に陥るなど誰も事前に予測していなかった。ということは、これから何が起こるのかも誰も予測できないということになる。世界は予測した通りに動かない。突発的な想定外も起こる。それが世の中だ。(鈴木傾城)

2022年。どんどん悪化・下落していく相場環境の中で助かるたった1つの考え方

日本政府が「貯蓄から投資へ」と言って投資を奨めている? 政府があなたの財産に責任を持ってくれるわけがない。「バッド・ディールよりも、ノー・ディールの方がいい」という考え方が必要だ。うまくやる意味のないことは、どんなにうまくやったところで意味がない。(鈴木傾城)

次の株式市場の暴落は必ずあるが、それでアメリカが終わりになるわけではない

S&P500やVTIなどはすでに年初来で20%近くも下がっているので、もう大きな暴落が来ないと思人もいるがその楽観は危険だ。全世界を震撼させるような株式市場の暴落は、これから起こり得る。私たちはこれまで多くの大暴落を記憶しているが、次の暴落も避けられないだろう。(鈴木傾城)

日経平均「3万8915円87銭」の呪い。日本はこの呪いを解くことができるのか?

2021年2月15日、日経平均株価は3万0084円で取引を終えた。30年半ぶりの3万円の大台だった。しかし2021年2月26日、今度は一日で1202円26銭も吹き飛んで2万8966円と急落した。高みに立っては崩れていく。株式市場の日常的な光景だ。バブル崩壊の時代を思い出す人もいるはずだ。(鈴木傾城)