トラブルを避けるために絶対に覚えるべき「たった1つの重要な言葉」とは?

トラブルを避けるために絶対に覚えるべき「たった1つの重要な言葉」とは?

競争の激しい世界や、裏側で激しくカネが動く世界。あるいは、取引に大きな資金のやりとりが発生する世界には、詐欺師が群れになってやってくる。そこには、血の臭いに集まるサメのように、胡散臭い人間が全員集合している。

誠実さが求められるビジネスの世界でも、誠実ではない人間がたくさんいる。むしろ、誠実ではない人間が誠実を装い、他人を騙し、蹴落としながら、そこでのしあがることもある。

大金が絡んでくると、いかに騙すことができるかという発想をする人間がたくさんいるのだ。エビ養殖への出資だとか、未公開株購入だとか、仮想通貨ICOだとか、妙な投資話を持ちかけられるのは珍しくない。

大企業であっても、不信感を抱かせるようなビジネスをすることもある。この世には嘘が横行している。ぼったくりも横行している。悪意もたくさんある。

うっかりしていると、有り金すべてを毟り取られて裸で放り出される。そういった世界で私たちは生きているわけで、他人に対して無邪気であればその無邪気さに泣くことになる。

無邪気であればトラブルに巻き込まれる。そのためには、私たちは覚えなければならない重要なことが一つある。(鈴木傾城)


プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい)

作家、アルファブロガー。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」、投資をテーマにしたブログ「フルインベスト」を運営している。「鈴木傾城のダークネス・メルマガ編」を発行、マネーボイスにも寄稿している。

トラブルからいかに逃れるのか

学校では、何かの理論や公式を教えることはあっても、世の中のどろどろした内面は決して教えない。詐欺の手練手管を教える学校はない。だから、少なからずの学生は無邪気なまま世の中に出ていって、やがては悪意に満ち溢れた人間の手練手管に騙されることになる。

騙すというのは、その人の金を奪うだけではない。その人の時間も奪う。長い期間の騙しが続くと、人生そのものも奪われる。だから、自分が厄介なことに巻き込まれていないか、常に振り返る必要がある。

もし自分が何か見込み違いをしていたり、不利益があったり、何かトラブルに巻き込まれる前兆が見えてきたり、自分の領域ではないところに引きずり出されようとしたとき、どうすればいいのか。

そのまま、ズルズルと関わっていてはトラブルはとても大きなものになっていく。

「これは信用できない」「これは深刻なトラブルになる」という状況に巻き込まれることは往々にして出てくるのだから、これは誰にとっても他人事ではない。

こういったトラブルからいかに逃れるのかというのは、生きる上でとても重要な技術(スキル)であるはずなのだが、誰もこの方法を教わらない。

不思議に思わないだろうか。自分の人生を豊かにするためにも覚えておかなければならないのに、学校でも教えないし、社会でも取り立て重要視されないし、会社でも教えてくれない。

トラブルから逃れるために、まず覚えなければならない絶対に重要なものとは何か。そして、なぜそんな重要なものを教えてくれないのか。学校でそれを教えないのは、実は理由がある。

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重要なものなのに教えてくれない理由

トラブルから逃れるために、まず最初に覚えなければならない絶対的に重要なもの。使いこなさなければならない言葉。大事な時にきちんと言えるようにしなければならない言葉。

それは、「ノー」という技術である。

的確に「ノー」と言えるかどうかで、人生がうまくいくかどうか決まると言ってもいい。ノーと言えない人間は、必ずトラブルに巻き込まれる。多くの邪(よこしま)な人たちは、ノーと言えない人間をターゲットにするからである。

自分が追い詰められる可能性があるようなものには「ノー」と言わなければならない。自分が不利益を被る可能性があることには「ノー」と言えなければならない。自分の人生に関係ない枝葉末節には「ノー」と言わなければならない。

人に頼まれて手に余ると思った時は、はっきりと「ノー」と言わなければならない。無理して人助けはしてはならないし、無理して自分の人生の本質ではない部分に関わってはならない。

なぜ、これを学校で教えないのか。なぜ、これを会社で教えないのか。

それは、大きな理由がある。これを教えてしまうと、能力のない教師は学生に「ノー」と言われてまとめられなくなってしまう。能力のない上司は、部下に「ノー」と言われて立ち往生してしまう。だから、この部分をうやむやにして気づかせない。

家庭でも能力のない親は、子供に「ノー」と言われると、どうしようもなくなってしまう。正当な理由と共に「ノー」とはっきりと言える人間は、詐欺師だけでなく、能力のない親・教師・上司にとっても、とてもやりにくい相手になる。

世の中は、よってたかって下の者には「ノー」と言わせないように教育する。その重要な言葉を教えるどころか、むしろ隠そうとする。そういった側面があるので、「ノー」という訓練は学校でも為されないのである。学校は常に「イエス」という訓練だけをさせるのだ。

しかし、海千山千の人間がストリートをうろついている実社会では、あれもこれも「イエス」と言っていてはいけない。トラブルから逃れるために言うべき「ノー」という言葉が使いこなせなければならないのである。

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的確に「ノー」を言う重要性に気づけ

世の中で自分のやるべきことを成し遂げて自分の人生に集中するためには、「ノー」という技術を覚えなければならない。

他人がもって来るトラブル。どうでもいい枝葉末節なもの。頼まれても自分のためにならないもの。こういったものを避けるために、的確に「ノー」を言うのは、想像以上に大切なことだ。

今まで、うまく「ノー」が言えなかったのは、そういう教育をわざと受けさせてくれなかったからである。

逆に言うと、多くの人たちは大勢の人間から「ノー」と言えない人間に洗脳され続けてきたということだ。世間は「ノー」と言う人間よりも「イエス」という人間の方が扱いやすいから意図的にそうしている。

自分の人生を振り返ると、誰でも「ノー」と言えないことで、多くの無駄を背負い込み、人生の一部を失ったことに気付くはずだ。人によっては、今でも「ノー」と言えないことによって、今も苦しんでいる何かがあるかもしれない。

そうであれば、そろそろ「ノー」を言うべきではないか。

自分の人生を破壊してしまうようなトラブルは、誰のところにもやって来る。これからも私たちのところに「胡散臭い何か」や「不本意な何か」が持ち込まれる。その時のためにも、今から「ノー」と言えるように訓練しておかなければならない。

どうでもいいものには「ノー」と言う。

それができるようになったら、やっと人生における重要なスキルの1つを手に入れたと喜んでもいい。

自立するためにも、トラブルに巻き込まれないためにも、厄介ごとから逃れるためにも、自分の時間を大切にするためにも、「ノー」と言える能力を、もっと重要視しなければならない。

それができないと、いずれは身を滅ぼすことになる。特に日本人は人の顔色を見て「ノー」をはっきりと言わないで対外的にも誤解される民族でもある。毅然として「ノー」ということを学習するのは無駄ではない。(written by 鈴木傾城)

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「これは信用できない」「これは深刻なトラブルになる」という状況に巻き込まれることは往々にして出てくるのだから、これは誰にとっても他人事ではない。こういったトラブルからいかに逃れるのかというのは、生きる上でとても重要な技術(スキル)であるはずなのだが、誰もこの方法を教わらない。

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