中国は南京大虐殺があったとして石碑まで建てて日本を攻撃している。韓国は従軍慰安婦問題で日本軍に性奴隷にされたとやはり激しく日本を攻撃している。
これは言うまでもなく、日本の国際的影響力を削ぎ、日本を叩きのめすための中国と韓国が持ち出した歴史プロパガンダである。「日本が悪い、日本は残虐だった、日本は永遠に謝罪と賠償をしろ」と彼らは捏造で叫ぶ。
多くの日本人は今、中国・韓国・北朝鮮にこのような歴史プロパガンダの戦争を仕掛けられていることに気がつくようになった。これらの国が持ち出す歴史問題とはプロパガンダ戦争であり、日本破壊がその目的だ。
「敵国」は、プロパガンダによって日本を萎縮させ、グローバル社会の中で日本を窒息死させようとしている。
問題なのは、中国・韓国・北朝鮮という国々は外側から日本に「外圧」を与えると同時に、内部からも工作員やシンパを使って日本の世論誘導を行っていることだ。
戦後70年を経て、日本の中枢組織のありとあらゆる部分に工作員が根を張って日本の世論を歪めようとしている。彼らはマスコミをも手中に収めているので、すでにそれは成功していると言ってもいい。(鈴木傾城)
プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい)
作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」、投資をテーマにしたブログ「フルインベスト」を運営している。「鈴木傾城のダークネス・メルマガ編」を発行、マネーボイスにも寄稿している。(連絡先:bllackz@gmail.com)
これから本当の暴力が炸裂する
世論操作はマスコミによって為される。しかし、すでにマスコミの時代は終わって、今やインターネットの時代となっている。いくらマスコミを押さえてもインターネットで彼らの策謀はすぐに暴露されるようになった。
これらの国は日本の軍事力・防衛力を弱体化させようとして集団的自衛権にも反対しているのだが、マスコミは共産党の人間や中核派の人間を、さも一般人のように演出してテレビや新聞で「集団的自衛権は反対」と発言させるようなことをしているのも発覚している。
しかし、マスコミが下手な工作をすればするほど、それがインターネットで暴露されてマスコミ自身が信用されなくなるような状況になってしまっている。
こんなことが次々と発覚するので、国内の対立構造はもっと先鋭化する。
だから、これから国内に潜む工作員やその共鳴者(シンパ)たちと、本当の日本人たちとの間で、激しい対立と衝突が起きているのだ。
日本の弱体化を進めている人間たちは、明確に中国・韓国・北朝鮮の工作員とその共鳴者である。彼らは将来、明確に「日本人の敵」と見なされ、やがて標的になる。そのうち、殺されたくなくて震えて眠ることになる。
こうした対立構造がさらに明確になっていくことが決定づけられているのは、グローバル化が進んでいくからである。
もう私たちの社会は、経済も、情報も、経営も、物流も、すべて他国の動向を抜きにして考えられない社会となっている。ありとあらゆるものが国を超えている。
だから、立場の違う国家が無理やり結び付けられて激しい軋轢が生まれるようになっていき、結びつかなければ生まれなかった「対立」が生まれる。この「対立」は常に意識しておかなければならない。
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国家の対立をも極大化させていく
世界はすでに「グローバル化された」のだ。それが故に、今までは結びつくことのなかった他国の実情を知ることができるようになり、互いに挑発し、対立し、衝突している。
ユーロ圏は現在、イギリスのEU離脱問題で大きく振り回されているのだが、これも元を正せばグローバル化によって大量流出する移民に、イギリス国民が反旗を翻したことから端を発している。
中東ではISISのような超暴力集団がシリアからイラクまでの広大な場所を占領して、結局は崩壊していったのだが、それでも残党は地下に潜ったまま生き残り、世界各国でグローバルにテロを引き起こしている。
ロシアと欧米もまた、ウクライナ問題で激しく対立するようになったが、それはウクライナをグローバル化社会の中に組み込む際に、ユーロ側が取るかロシア側が取るかの衝突から生まれたものだった。
アフリカでは以前より部族間対立が激しかったが、これに宗教対立からエネルギー対立まで加わって国の落ち着く暇がない。ここにグローバル勢力が乗り込んで対立を過激化させている。
そして、東アジアでは経済で力を付けた中国が膨張主義を取るようになり、一帯一路で途上国をグローバルに経済植民地にしていき、さらに日本・台湾・ベトナム・フィリピン・インドネシアと、次々とアジアを不安定化させている。
グローバル化は、それが深度を持って広がれば広がるほど、どんどん「国家間の対立」を深めているのが観察できる。現在、世界で起きているきな臭い動きは、結局はグローバル化されたことによって生まれているのである。
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もうすでに戦争は始まっている
経済を重視する人々はこうした民族対立には立ち入ろうとしないし、そこを見ようともしない。グローバル化が引き起こしている対立・衝突は自分たちと関係がないと思ってしまうのだ。
しかし、関係がないことは絶対にない。敵国に投資していれば、その投資は戻ってこない可能性があるのだから、死活問題となる。
たとえば、「株芸人」と言われているジム・ロジャーズのような男は、「日本はもう駄目だ」と言って「日本の若者は日本を脱出しろ」とそそのかしている。
そして、「次は、中国だ、韓国だ、北朝鮮だ」と言っているのだが、日本人がそれにそそのかされて、そんな国に投資してれば、その資金は国家間が非常事態となった時に1円も戻ってこない可能性がある。
これらの国は紛れもなく「日本の敵」なのだ。なぜ日本人が日本を敵視する国に投資しなければならないのか理解できない。
北朝鮮は経済制裁されている国だし、韓国は約束を守らない国だし、中国は知的財産侵害を国家レベルで行っている国だ。どの国も信用できないという点で一致している。
そうであれば、何かあった時にこれらの国が「敵国」である日本人の株式資産を没収するくらい簡単に行うだろう。
グローバル化する社会では、自分がどこの国の人間なのかをしっかり把握して、敵国や敵国を支援する自国内企業に投資しないことは非常に重要になる。つまり、日本人としてのカントリーリスクを把握することが非常に重要になっていく。
生き方も同じだ。今後は日本人としての「立場」が問われることになっていく。今後、国内外で対立はいよいよ激化していくのだから、「立場」を間違えると投資資金を失うどころか、人生をも失う時代になる。
日本は今後、否応なく戦争に巻き込まれる大きな流れに乗っており、間違って敵側に投資していると、自分もまた敵側の人間と思われかねない。中国・韓国・北朝鮮の歴史プロパガンダの激しい攻勢を見れば分かる通り、もうすでに戦争は始まっているのである。(written by 鈴木傾城)
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ジム・ロジャーズのような男は、「日本はもう駄目だ」と言って「日本の若者は日本を脱出しろ」とそそのかしている。そして、「次は、中国だ、韓国だ、北朝鮮だ」と言っているのだが、日本人がそれにそそのかされて、そんな国に投資してれば、その資金は国家間が非常事態となった時に1円も戻ってこない可能性がある。
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投資家ジム・ロジャーズは、「日本はもう駄目だ。日本の若者は国を脱出しろ」と言う。そして「次は中国だ韓国だ北朝鮮だ」と述べるのだが、日本人がそそのかされてそんな国に投資してれば、その資金は非常時に「敵国のカネだ」と言われて1円も戻ってこない可能性がある。https://t.co/WMwQIBn2y4
— 鈴木傾城 (@keiseisuzuki) 2019年5月9日