知的財産の強奪を防止して無法国家を弱体化させ、日本を強化させる戦略もある

知的財産の強奪を防止して無法国家を弱体化させ、日本を強化させる戦略もある

知的財産の強奪を徹底的に防止して無法国家を弱体化させ、日本を強化させる戦略もある。それをするためには、弱腰な今の与野党の議員では話にならない。日本人は中国・韓国・北朝鮮と徹底的に戦うことができる強硬派の政党・議員を大量に世に送り出す動きが必要になる。もう待ったなしだ。強硬派の登場は「求められている」のだ。(鈴木傾城)


プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい)

作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019、2020年2連覇で『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」、投資をテーマにしたブログ「フルインベスト」を運営している。「鈴木傾城のダークネス・メルマガ編」を発行、マネーボイスにも寄稿している。(連絡先:bllackz@gmail.com)

中国・韓国・北朝鮮に盗まれるだけ盗まれる脆弱国家

北朝鮮はコロナの感染者はいないことになっているのだが、実際には大勢の患者が出ていて金正恩が感染を恐れて雲隠れしている。

北朝鮮は事態を打開するためにアストラゼネカのワクチンの供給を受けるのだが、200万回分なので到底足りないのは分かっている。これは庶民を助けるためというよりも、北朝鮮の指導部と軍を最初に助けるためだと思われる。

しかしながら、ワクチンは国際社会との「取引」が生じる。北朝鮮のような国がまともな取引ができるわけもなく、国際社会から指図されるのを防ぎたい北朝鮮は、ワクチンを何とかして手に入れる必要がある。

そこで北朝鮮は米製薬大手ファイザーをハッキングし、ワクチンの技術を盗み取ろうと画策していたのだった。中国が必死でワクチンの技術を盗み取ろうとしていたのはトランプ前政権が暴露した。

Microsoftはロシアや北朝鮮のような国も非合法な手段でワクチンの技術を盗み取ろうとしていたことを報告している。日本の製薬企業の技術もまた、ハッキングされて盗み取られているのだろう。

日本は以前から中国・韓国・北朝鮮に盗まれるだけ盗まれて何もしない弱腰国家である。私は、日本に入ってきたワクチンの一部は中国・韓国・北朝鮮にも流れていくのではないかと懸念もしている。

生み出すよりも盗む。他人の製品も技術もサービスも丸ごと盗む。その国や企業に潜り込み盗む。ハッキングで盗む。合弁企業を作って盗む。技術者を引き抜いて盗む。

これが中国・韓国・北朝鮮がやるビジネスの特質だ。政府から民間まですべてが同じだ。盗むことで製造やサービスが成り立っている。

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信じたら、結局は最後の最後に根こそぎ奪われてしまう

日本は機密情報も個人情報も片っ端から盗まれているのに何もしない弱腰国家だ。だから中国・韓国・北朝鮮の最大の草刈場になっている。サムスンの初代会長なんかは「研究開発費なんか要らない。日本から盗めばいい」みたいな姿勢をあからさまに示して哄笑し、シャープから情報を盗みまくっていた。

日本にはスパイ防止法もなければ、企業や政治家の「身元調査・思想調査・内部調査」も行われていないので盗まれ放題だ。

技術、デザイン、ブランド、ノウハウ、著作物、表現物。ありとあらゆるものが盗まれる。そして、彼らは盗んだものを「盗んでいない」と主張し、「自分たちが起源だ」と捏造し、そして臆面もなく世界中に売りさばく。

これを大々的にやっているのは、もちろん中国である。

1990年代以降、中国は反日を加速させると同時に、技術を持った企業の工場を中国に移転させる試みを続けてきた。日本は嫌いだと叫びながら、日本を歓迎すると言って企業誘致を繰り返して来た。この二面性には何の意味があったのか。

「反日とは言いながら企業誘致をするのだから、本当は親日だったのかもしれない」

お人好しで善良な多くの日本人経営者は単純にそう考えて、どんどん工場を中国に作り、技術移転を行った。そのとき中国政府は必ず中国企業との合弁を条件にしたがその結果どうなったのか。

簡単だ。技術を盗まれたのである。結果から見ると、盗むために中国に工場を誘致していたということになる。最初から、仕組まれていた。盗むために意図的に誘致が行われていた。

韓国は韓国で、やはり同じように技術を日本から盗み尽くそうとしている。

たとえば、優秀な日本人技術者を大量に雇い入れて技術を吸い上げて、不要になればポイ捨てにするというやり方で技術を飲み込んでいる。

あるいは、ありとあらゆる製品を、製品の形からパッケージのデザインまで、完全に盗み取って安売りするようなこともする。あるいは、日本の地名のついた店名にしたり、すべてのものを自国の起源にしたり、やりたい放題している。

「生み出すよりも盗む」という体質を持った人間たちと付き合うと、結局は最後の最後に根こそぎ奪われてしまう。

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「騙した方は偉い、騙された方が悪い」が徹底している国

今回のワクチンの情報へのハッキングは氷山の一角に過ぎない。ハッキングは「情報窃盗」である。中国・韓国・北朝鮮の「国家レベルの窃盗」は資本主義のルールを完全に逸脱している。

それを指摘してもこれらの国は「盗んでいない」と強弁し「我々に罪を押しつけるな」と逆ギレする。

基本的に、中国・韓国・北朝鮮のような反日国家は「騙す方は策略を持って相手を騙したから偉い。その策略を見抜けずに騙された方が悪い」という考え方が浸透している。孫子の兵法みたいな下らない策略書をバイブルにして、国家も商売人も人を騙すことばかり考えているのだ。

食べ物をニセモノで作ったり、食塩水をワクチンだと言って売るような非人道的なビジネスもまかり通る。(マネーボイス:中国の偽コロナワクチンに気をつけろ。中身は食塩水、日本人は美味しいターゲット=鈴木傾城

つまり「正直に生きる」という日本人とは根本的に発想が違っている。また「ルールを守って競争すべし」という西洋のルールとも発想が違っている。

騙してもルールを破っても「自分だけが儲かればいい」という思想なのである。「騙される方が悪い」というわけだ。だから、「他人から盗む」というのも正当化され、容認される。「騙した方は偉い、騙された方が悪い」が徹底している。

このような社会環境があるので、ルール無視で何でもかんでも平然と盗んでパクリ製品を売りさばくようなことができるのだ。

そこに「正直」をモットーにした日本人がのこのこと出かけて言って、誠心誠意、技術を教えたらどうなるのか。待ってましたとばかりに盗まれるのは分かりきった話なのである。

契約書など、まったく何の役にも立たない。そんなものは最初から守られない。状況を日本政府に訴えても無駄だ。日本政府は弱腰で何もしない。野党はもっとアテにならない。野党こそが反日国家の工作員の巣になっているからだ。

だから、日本人がしなければならないのは、絶対に何があっても「重要な技術は移転しない」「重要な部分は完全に防衛する」ということなのだ。

新しいものを生み出すのと同じくらいの労力で、盗まれないための努力をしなければならないのである。

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日本人は「戦う議員」を送り出すために動き出さないといけない

日本企業でも大学でも大量の工作員がまぎれ込んでいる。産業スパイされる事件も多発している。ハッキングによっても機密情報が漏れる。

・工場の移転で技術を盗まれる。
・産業スパイで技術が盗まれる。
・ハッキングで技術が盗まれる。
・業務の委託で技術が盗まれる。

反日国家が起こしている事件を仔細に観察して気付くのは、いかに「盗み取ること」が横行しているかということだ。

強盗や恐喝は、現金を盗もうとする行為だ。しかし、盗まれるのは決して現金だけではない。技術も、デザインも、ブランドも、ノウハウも、著作権も、ありとあらゆるものが「盗み」の対象となっている。

新しい何かを生み出してイノベーションを湧き上がらせるようなことはしない。盗むことで成り立っていると言ってもいいくらい盗んでいる。

そうなる理由は簡単だ。新技術も、画期的なデザインも、新しい発想も、ノウハウも、そんな簡単に生み出すことはできないからである。新しいものを生み出すのは時間がかかり、労力がかかり、試行錯誤に明け暮れなければならない。

しかし、他人のものを盗むのは一瞬だ。

しかも、反日国家のひどいところは、盗んだものを劣化させて安売りで世界を埋め尽くしてしまうことなのである。粗悪品で世の中が溢れかえるような世界を作り出そうとしている。

だからこそ、日本人は生み出した「大切なもの」を絶対に売り渡したり、盗まれたりしてはいけない。守りきらなければならない。

反日国家の姿勢は変わることはないのだから、これからも、より収奪的な「盗み」が横行するのは確実だ。徹底的に情報防衛しなければならない時代に入っている。

知的財産の強奪を徹底的に防止して無法国家を弱体化させ、日本を強化させる戦略もある。それをするためには、弱腰な今の与野党の議員では話にならない。日本人は中国・韓国・北朝鮮と徹底的に戦うことができる強硬派の政党・議員を大量に世に送り出す動きが必要になる。

もう待ったなしだ。強硬派の登場は「求められている」のだ。日本人は「戦う議員」を送り出すために動き出さないといけない。

書籍
『静かなる日本侵略: 中国・韓国・北朝鮮の日本支配はここまで進んでいる(佐々木類)』

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