『邪悪な世界の落とし穴(無防備に生きていると社会が仕掛けたワナに落ちる)』
2017年12月17日より発売しております。
今回の電子書籍は株式投資の話ではなく、現代の社会に存在する落とし穴について考察した記事が中心になっています。
電子書籍『邪悪な世界の落とし穴』
内 容
邪悪な世界が私たちにワナを仕掛ける。それは1つ2つのワナではない。いくつものワナが同時並行に多重に連なりながら続く。競争という落とし穴、時間という落とし穴、夢を持つという落とし穴、楽観的という落とし穴、宝くじという落とし穴、可能性という落とし穴、孤立化という落とし穴……。社会が仕掛けてくる無数の落とし穴を私たちは回避することができるのか……。
目 次
はじめに
第一章 社会がワナを仕掛けてくる
競争という落とし穴
ノーと言えない落とし穴
奨学金という落とし穴
資格という落とし穴
時間という落とし穴
第二章 夢が首を絞めてくる
夢を持つという落とし穴
楽観的という落とし穴
宝くじという落とし穴
可能性という落とし穴
ギャンブルという落とし穴
第三章 企業が裏切ってくる
サラリーマンという落とし穴
コストという落とし穴
孤立化という落とし穴
能力給という落とし穴
言い換えという落とし穴
第四章 グローバル化が牙を剥いてくる
グローバル化という落とし穴
超格差社会という落とし穴
資本という落とし穴
身分社会という落とし穴
税金という落とし穴
第五章 経済が襲いかかってくる
コツコツ貯金という落とし穴
リボ払いという落とし穴
住宅ローンという落とし穴
金融知識という落とし穴
借金という落とし穴
第六章 未来が絶望を運んでくる
人口減という落とし穴
自己責任という落とし穴
格差遺伝という落とし穴
結婚という落とし穴
「無職、借金地獄、自殺」という落とし穴
おわりに
無防備に生きていると、「落とし穴」に落ちる
現代の社会は、戦後の日本が作り上げた「サラリーマンとしてつつながく過ごして退職したら年金で悠々」という型にはまった生き方ができなくなりつつあります。
1990年にバブルが崩壊し、以後は凄まじい勢いでグローバル化が浸透して企業は終身雇用を維持できなくなってしまったからです。
企業の信用を担保していた土地が暴落して、企業は設備投資も控えて人も雇わなくなり、さらに単純労働については安い賃金でも働く人が大勢いる途上国にいってしまいました。
1990年以後の日本社会で起きた就職氷河期は、こうした流れの中で起きていた現象です。
企業は完全に従業員を切り捨てて労働力を非正規雇用でまかなうようになりましたが、景気が良くなっても雇用には慎重になり、今後は人を雇うよりも高度に進化していくインターネットの徹底利用、人工知能、ロボット化に進んでいきます。
かくして人々は納得できる仕事や賃金を見つけられなくなりました。貧困は確実に日本の底辺で広がっています。
しかし、それでも戦後70年に渡って続いてきた「サラリーマンとしてつつながく過ごして退職したら年金で悠々」という生活を維持したいと多くの日本人が思っており、変わっていく社会の中で必死でもがいています。
消えていく「型にはまった生活」にしがみつき、それを失いたくないと考えているのです。この社会の動きと人々の意識の乖離が今の日本の社会問題と言えます。消えた理想があると思って探し求め、図らずも「落とし穴」に落ちていくのです。
社会が弱者切り捨ての「邪悪な世界」になっているのに、それに気付かないと容易に突き落とされます。そして、いったん間違うと這い上がるどころかますます落ちていきます。
では、この世界には、どのような落とし穴が開いているのでしょうか。落とし穴は膨大で無数です。
ダークネスの膨大な記事群から、その「落とし穴」について書いた内容をまとめたのが、この『邪悪な世界の落とし穴(無防備に生きていると社会が仕掛けたワナに落ちる)』となります。
ご関心のある方、どうぞ読んでみて下さい。
たくさんの方々に読んでもらえることで、こうした電子書籍を次々とまとめることができています。このブログを読んで下さっているすべての人に感謝申し上げます。
鈴木 傾城(すずき けいせい)
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