株式市場が上がっている。そのため、2020年3月に大きなダメージを受けた富裕層の多くは資産を取り戻しており、最近になって「もうコロナショックは克服した」という声も上がるようになった。 確かに株価だけを見ればそうなのだ。「株価」だけを見ればあたかも経済は回復したように見える。これは、アメリカでもそうだし日本でもそうだ。 株式市場が急激にショックから戻して高値を更新しているのは、言うまでもなく中央銀行 […]
今後、インターネットのインフラは「5G」によって100倍の通信速度と1000倍のトラフィックとなっていくので、インターネットのコンテンツは文字ではなく動画にシフトしていくのは避けられない動きと化す。 それに合わせてテレビの凋落はますます激しいものとなっていき、今後はインターネットで動画を配信して成功した人が時代の寵児となる。 現在は、インターネットでの動画配信と言えばYouTube一強独裁なので、 […]
昭和の時代の日本企業は無個性な集団を抱え込んで企業の歯車として育てていた。しかし、平成の時代になって正社員はどんどん切り捨てられ、ルーチン作業や低レベルの仕事は非正規雇用者に置き換える流れになった。 今後、どうなるのだろうか。端的に言えば、最終的には正社員という立場も消えて、みんな個人事業主の立場になる。どこかの大企業に所属しても個人事業主の扱いになって会社は「個人の能力」にそれぞれまったく違う賃 […]
2021年1月20日の就任式を経て、アメリカはジョー・バイデン大統領の下で新しい政治が行われるようになる。バイデン大統領は着任早々、地球温暖化対策の国際的な枠組みである「パリ協定」に復帰し、WHO(世界保健機関)からの脱退の撤回を命じて、グローバル志向を鮮明に打ち出した。 そして、アメリカは「4つの危機」に直面していて、10日以内にこの4つの危機に対して具体策と対応を発表すると述べた。バイデン政権 […]
阪神・淡路大震災から26年になる。この地震は1995年1月17日に発生して、6000人を超える犠牲者を出し、全半壊家屋約25万棟、10兆円を超える甚大な被害をもたらした未曾有の大惨事だった。 今、日本は「コロナ禍」で経済も悲惨なことになっているのだが、日本に襲いかかる災厄は伝染病だけではない。「次の巨大地震」も遅かれ早かれ100%やってくる。 これは予言でも推測でもない。誰もが知っている通り、日本 […]
アメリカが荒れている。2021年1月6日、ジョー・バイデンの不正選挙に怒った人々が連邦議会議事堂に多数乱入・占拠するという事件が起きて大混乱となっており、今も大混乱が尾を引いたままだ。 トランプ大統領は、まだ大統領である。しかし、アメリカのプラットフォームは申し合わせたように、トランプ大統領の発言機会を急激に奪いつつある。Twitter、Facebook、YouTube、Instagram、Sna […]
いよいよ2020年も終わる。2020年は世界にとっても日本にとっても、とにかく大変な年だった。中国発コロナウイルスによって全世界の物流や店舗が閉鎖され、世界各国の都市が次々とロックダウンに見舞われ、実体経済はズタズタにされた。 コロナ禍は、今もなお終わっていない。終わるどころか北半球は冬を迎え、むしろ逆に深刻度が上がる一方と化している。ワクチンはできた。ファイザーやモデルナは奇跡に近い仕事をしたと […]
激動の2020年もあと少しで終わりとなるのだが、今年はコロナに始まってコロナに終わりそうだ。コロナ禍は収束すると思われていたのだが、冬になってから世界中で一気に拡大しており、とどまるところを知らない。 日本でも連日のように過去最多の感染者を出しているのだが、アメリカでは一日のコロナ感染者が25万人を超え、イギリスでは再度のロックダウンに入り、フランスではマクロン大統領が感染し、インドもアメリカに次 […]
寒くなると感染者が再び増えるのではないかと危惧されていたのだが、不幸な予感は的中した。 11月からはコロナの感染者も増え続ける一方であり、政府は再び飲食店等に営業時間の短縮を要請している。年末は飲食店にとっては忘年会シーズンのかき入れ時であり、ここで時短要請が出ると経営はますます悪化する。 このままでは多くの店が閉鎖し、経営者も従業員も路頭に迷う。現に今、コロナ禍で生活困窮する人たちが増えており、 […]
ファイザーのワクチンは大成功している。モデルナのワクチンも効く。こうしたワクチンは今後速やかに接種が開始されていくことになるはずだ。 どちらのワクチンも超ハイスピードで開発され、異例のスピードで承認されたものなので、「接種そのものが人体実験だ」という人もいる。恐らく、体質的な問題を引き起こして重篤な副作用を引き起こす人のことがニュースになるはずだ。 しかし、大半の人はワクチンによってコロナの抗体を […]
コロナ禍で多くの人は年収が下がっているのだが、この中で最もダメージを受けているのが非正規雇用者である。 休業を強いられて賃金が下がったり、リストラされて無収入になったり、次の仕事が見つからなかったりして、現在進行形で危機が続いている。いまや労働者人口の4割は非正規雇用者で占められている。 『正規雇用と言われるものは、ほとんどクビを切れないんですよ。クビを切れない社員なんて雇えないですよ、普通。それ […]
2020年はあと少しで終わる。それで、今年は最悪の年だったのか、最高の年だったのか。両方だ。今年は最悪の年でもあったが、最高の年でもあった。もっと具体的に言おう。 今年の実体経済はコロナ禍で見るも無惨な年だった。しかし、株式市場を見れば稀に見る最高の年だった。 私は例によって株式市場はまったく予測していない。今年がコロナで悲惨な年になるというのは2020年1月の段階でも私は知らなかった。3月にコロ […]
2020年11月7日。ジョー・バイデンが勝利宣言を出している。これでアメリカの不透明感の1つの要因である大統領選挙が終わり、株価は身軽になった。 一週間前のメルマガでも書いたが、2020年10月の株式市場は下落に次ぐ下落になっていて、明確に「トランプ大統領の敗戦」を織り込んでいた。 マスコミの報道よりも株式市場の方がよっぽど正確なので、10月にアメリカの株式市場が力なく萎んでいるのを見て、私はまっ […]
大統領選挙は混戦だ。どうなるのか、今もって分からない。トランプ大統領は暴言で暴走の大統領であり、バイデンは認知症でロリコンの候補者だ。どちらも熱狂的な支持者はいるのだが、どちらも激しく嫌うアンチを抱えている。 通常は現職が有利なのだが、今回はトランプ大統領の毀誉褒貶があまりにも激しく、なおかつコロナという感染症の世界的流行の最中(さなか)であり、通常のように「現職が常に有利」という状況になっていな […]
資本主義の社会の中では、資本主義に適応した生き方のできる人間が最も利益を得ることができる。それは誰か。それは「起業家」「事業家」「経営者」である。彼らは金を集めて、その金を増やす生き方をする。そこに情熱を持つ。 起業家は朝から晩まで、それこそ一日24時間365日ずっとビジネスのこと「だけ」を考え、ビジネスに邁進し、脇目も振らずがむしゃらに頑張る。 生き方に迷うこともなく、すべての時間をそれに費やす […]
世界的に見ると、コロナはまったく収まっていない。収束する前に寒い季節に入っており、これから風邪をひく人も増える。風邪もインフルエンザもこれから本番なのだから、コロナに感染する人が増えたとしても何ら不思議ではない。 ヨーロッパでは再びコロナ感染者が拡大して「第三波」がやってきているような状況になってしまっているのである。「ステイホームの奨励」「夜の外出禁止」「全面的自粛」が広がっていくことになっても […]
何も持たない人間が、手っ取り早く金を儲けたいと思ってのめり込むものがある。パチンコやパチスロである。パチンコは学歴も、職歴も、人間性も、性別も、出身も、年齢も、障害の有無も一切問わない。 資格も問わなければ人間性も問わない。犯罪者だろうが、自己破産寸前の経営者だろうが、ニートだろうが、無職だろうが、まったく関係ない。朝起きて、小金を持っていって、台に座れば誰でも稼げるチャンスはある。 しかし、本当 […]
トランプ大統領がコロナに感染している。大統領選挙の追い込みの最も重要な時期なので、これはトランプ陣営には大きなダメージとなる。 軽症で何事もなかったように戻れるのか、それとも悪化して寝込むことになるのか分からないが、こうしたひとつひとつが大統領選挙の行方を左右することになる。 世の中はいろんなことが「あらかじめ決まっている」かのように語る人もいるが、絶対にそんなことはない。世界は常に混乱しており、 […]