アメリカにも工作員が潜り込むが、注意すべきは日本の方だ

アメリカにも工作員が潜り込むが、注意すべきは日本の方だ
ニューズウィーク日本版は『FBI:中国は米大学にスパイを送り込んでいる』の記事の中で、FBI長官クリストファー・レイ氏のある証言を紹介している。以下のものだ。

『中国の情報当局の工作員がアメリカの大学に入り込み、テクノロジー分野などの情報を入手している疑いがあるが、大学側はこの重大な問題にほとんど気づいていない』

中国はアメリカに35万人の留学生を送り込み、教授や研究者も積極的にアメリカの大学と交流させている。

その理由は、アメリカの大学はイノベーションを生み出す大きな源泉となっており、中国はそれを「盗み取るため」にそうしているのだというのがFBI長官クリストファー・レイ氏の見解であり、警告だ。

この話は驚きでも何でもない。中国や韓国や北朝鮮のような国家は、欧米や日本に多くの工作員を送り込んでおり、そこから最先端技術や企業機密を盗み出している。

ハッキングも横行している。日本ではハッキングによって仮想通貨が580億円も盗み取られているのだが、仮想通貨取引所だけでなく、すべての日本企業は中国・韓国・北朝鮮のハッキングの対象である。(鈴木傾城)


プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい)

作家、アルファブロガー。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」を運営している。「鈴木傾城のダークネス・メルマガ編」を発行、マネーボイスにも寄稿している。

重要な技術を盗むために中国に工場を誘致していた

中国・韓国・北朝鮮はありとあらゆるものを盗む。そういう体質が人にも、企業にも、国家にも、染みついている。これらの反日国家は、「盗む」ことで国が成り立っているのだ。

技術、デザイン、ブランド、ノウハウ。ありとあらゆるものを盗み、盗んだものを劣化させながら世界中に売りさばく。

盗むために何でもするというのは、最近始まったことではなくて、昔から延々と続いている伝統でもある。本当に、臆面なく盗んでいく。

たとえば、中国は1945年から1960年頃まではソ連製の兵器の技術を徹底的に盗んでいた。

ソ連はそれに気付いて中国に兵器を売るのを止めたが、1990年にソ連崩壊からロシア混乱に至る間に、中国は再びロシア兵器の技術を盗むようになっていた。

それを知っていたので、欧米は軍事機密の重要部分は絶対に中国に渡さない状態が今でも続いている。だから、中国は産業スパイでもハッキングでも何でもして、より犯罪的に盗もうとしている。

1990年代以降、中国は反日を加速させると同時に、技術を持った企業の工場を中国に移転させる試みを続けてきた。「日本は嫌いだ」と叫びながら、一方で「日本を歓迎する」と言って企業誘致を繰り返してきたのだ。

この二面性には何の意味があったのか。

反日とは言いながら企業誘致をするのだから、本当は親日だったのか。まさか。それは、たんなるワナだったのだ。盗むために「歓迎」していたのである。

技術を吸い上げて、不要になればポイ捨てにする

しかし、多くの日本人経営者は騙された。

歓迎されていると考えて、どんどん工場を中国に作り、技術移転を行った。そのとき中国政府は必ず中国企業との合弁を条件にしたがその結果どうなったのか。

例の如く、技術を盗まれたのである。合弁の理由は技術を目の前で盗むためであり、用がなくなったらあれこれ理由を付けて日本企業を追い出すか合弁会社を駄目にして、自分たちだけの会社を作る。

結果から見ると、盗むために中国に工場を誘致していたということになる。最初から、仕組まれていたのである。盗むためにそれが行われていた。

韓国は韓国で、やはり同じように技術を日本から盗み尽くそうとしている国だ。

たとえばサムスンでは、優秀な日本人技術者を大量に雇い入れて技術を吸い上げ、不要になればポイ捨てにするというやり方で技術を飲み込んでいることはよく知られている。

あるいは、ありとあらゆる製品を、製品の形からパッケージのデザインまで、完全に盗み取って安売りするようなこともする。あるいは、日本の地名のついた店名にしたり、すべてのものを自国の起源にしたり、やりたい放題している。

「生み出すよりも盗む」という体質を持った人間たちと付き合うと、結局は最後の最後に根こそぎ奪われてしまう。

だから、どうしなければいけないのか?

その策略を見抜けずに騙された方が悪いという思想

反日国家の人間であっても、全員が全員とも悪人や盗人であるはずがない。心の美しい人もいれば、仁義を通す人もいる。盗むよりも与える人もいれば、正しい人もいる。

それは誤解してはいけない部分だ。

しかし、それを上回る狡猾な人間が途方もなく多い。しかもその狡猾さは、日本人の常識をはるかに上回る。

なぜか。彼らの行動の拠り所になっているのが、他でもなく孫子や韓非子のような「策略書」だからである。

基本的に、反日国家は「騙す方は策略を持って相手を騙したから偉い。その策略を見抜けずに騙された方が悪い」という考え方が浸透しており、「正直に生きる」という日本人とは根本的に発想が違っている。

騙される方が悪いという思想が根本にあるのであれば、他人は誰も信用できないのだから、家族しか信じる者がいなくなる。だから、中国は家族主義なのである。

反日国家では、そういった「騙した方は偉い、騙された方が悪い」が徹底しており、「他人から盗む」というのも正当化され、容認される。

そこに「正直」をモットーにした日本人がのこのこと出かけていって誠心誠意に技術を教えたら、待ってましたとばかりに盗まれるのは分かりきった話だ。

契約書など、まったく何の役にも立たない。中国はすぐにそんなものを反故にする。韓国に至っては国と国との約束である日韓合意ですらも守らない。そういう体質だ。

だから、日本人がしなければならないのは、絶対に何があっても「重要な技術は移転しない」「重要な部分は完全に防衛する」ということなのだ。

新しいものを生み出すのと同じくらいの労力で、盗まれないための努力をしなければならないのである。

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ありとあらゆるものが「盗み」の対象となっている

世界中で、身元のよく分からない人間に産業スパイされる事件が多発している。さらにはインターネットによるハッキングによって機密情報も大量に漏れている現実がある。

・工場の移転で技術を盗まれる。
・産業スパイで技術が盗まれる。
・ハッキングで技術が盗まれる。

こうした経済事件を仔細に観察して気付くのは、いかに「盗み取ること」が横行しているかということだ。技術だけではない。デザインも、ブランドも、サービスも、ノウハウも、ありとあらゆるものが「盗み」の対象となっている。

そうなる理由は簡単だ。新技術も、画期的なデザインも、新しい発想も、ノウハウも、そんな簡単に生み出すことはできず、一部の人しかそれができないからである。

画期的なものを生み出せるのは、本当にごく一部の人間だけだ。新しいものを生み出すのは時間がかかり、労力がかかり、試行錯誤に明け暮れなければならない。

しかし、他人のものを盗むのは一瞬だ。法で縛っても、契約で縛っても、道徳で縛ってもまったく意味がない。

日本人は生み出した独自技術を絶対に売り渡したり、盗まれたりしてはいけない。守りきらなければならない。

そのために、徹底的な機密情報の保持や、情報防衛を重視しなければならないのだ。個人で言えば、「個人情報保護」の徹底、企業で言えば、「機密情報防衛部」が必要になっているということだ。

アメリカは、FBI長官の発言を見ても分かる通り、すでに名指しで中国を糾弾しており、警戒を強めている。しかし、本当に注意しなければならないのは日本である。

大量の工作員が日本に潜り込んでいるのは、普段は日本で普通の市民生活をしている中国人が、ある時に一斉に蜂起した「長野聖火リレー事変」を見ても分かる。(日本にも大量の中国人工作員がなだれ込んでいる事実を知れ

彼らはすでに、そこにいる。(written by 鈴木傾城)

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FBI長官クリストファー・レイ氏。アメリカは名指しで中国を糾弾しており、警戒を強めている。しかし、本当に注意しなければならないのは日本である。彼らはすでに、そこにいる。

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