貧困

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貧困化する社会、できて当たり前の生活防衛「30のリスト」

(2018年10月14日。安倍首相は、消費税を来年10月から10%に予定通り引き上げることを決意、15日に表明するとしている。私は支持しない。反対だ。しかし、増税される可能性は高まっている。生活防衛をいよいよ考えるべき時期にきた) もう今の日本は、何も考えないで漫然と生きていたら、誰もが貧困に落ちてしまう厳しい社会となっている。誰も彼も正社員になれる時代も終わった。 正社員が定年まで会社に居られる […]

名前を書いたら合格する大学に意味があると思うのはどうかしている

少子高齢化の中で、私立の大学は学生集めに苦慮している。私立大学では定員割れが常態化し、2016年の日本私立学校振興・共済事業団の調査によると、44.5%の私立大学が定員割れとなっている。毎年、定員割れは悪化している。 そのため試験を受けて名前を書き、入学金さえ払えば99%の人が合格するような大学さえも現れている。名前だけ書けてもついていけないので中退する。そのため中退率が約6割になっている大学すら […]

社会が貧困化していくと自分だけでなく子供の未来も消える

(子供の貧困が進む中、地域の子供たちに無料または数百円で食事を提供する「子ども食堂」が広がっている。子供の貧困は日本社会に広がる貧困が生み出しているが、時代はより厳しくなっていく) 1990年にバブルが崩壊した後、日本企業は勢いをなくして終身雇用も年功序列も維持できなくなった。これで日本の経済はピークを終えて下り坂に落ちていくことになった。 やがてバブル崩壊の膿が回っていき、山一証券や北海道拓殖銀 […]

低所得層が精神安定剤より強い安心感を得られるものとは?

低所得層は心身共に病みやすい。身体も病みやすいし、心も病みやすい。かつて肥満や糖尿病は富裕層の病気であると言われていたが最近は逆だ。低所得層ほど肥満や糖尿病になりやすい。 厚生労働省が発表している「平成26年 国民健康・栄養調査結果の概要」によると、年収200万円未満の低所得層と年収600万円以上の高所得層を比べて以下の現実を指摘した。 炭水化物の摂取量は低所得層の方が多い。運動習慣のない人は低所 […]

世帯総所得300万円未満の世帯割合増加と報告した厚生労働省

2017年10月24日、厚生労働省は「平成29年版厚生労働白書」を発刊したのだが、この中で注目されているのは「それぞれの年代で世帯総所得300万円未満の世帯割合が増加している」という部分だ。 30~39歳の世帯も、40~49歳の世帯も、50~59歳の世帯も、世帯総所得300万円未満の世帯割合が「増加」している。 これは、ひとり世帯が増えたこともあるのだが、所得そのものも明らかに低い方にシフトしてい […]

国も会社も家族も助けてくれない荒廃した社会がやってくる

1950年代から1970年代までの日本の高度成長の時代、日本人は希望に燃えていた。仕事はたくさんあり、給料は毎年のように右肩上がりだった。 多少、学歴に難があったとしても、人手が欲しかった企業はいくらでも人を雇った。 会社はたくさんの従業員を雇用し、終身雇用で面倒を見た。社員は懸命に働き、もし病気や怪我で働けなくなっても、会社はすぐにクビにすることなく、ずっと雇い続けてくれて定年まで面倒を見てくれ […]

生活保護を申請したら親戚中に知らされる時代が来るのか?

生活保護受給世帯はどんどん増えているのだが、その半分はもう高齢者世帯で占められている。(高齢者が地獄に堕ちる時代。生活保護の51%は高齢者世帯だ) 高齢者世帯の受給者は年齢からくる体力・知力・気力の衰えもあって、本人が社会復帰したいと思っても、いったん受給になれば社会復帰できる見込みは低い。 今後、高齢者世帯がさらに増加していくということは、生活保護受給者も増えるということになる。さらに他の社会保 […]

1130万人のワーキングプア層の生活不安定化が生み出すもの

1年を通じて働いているのに賃金が200万円以下の人たちを社会は「ワーキングプア」と呼ぶ。直訳すると「働いているのに貧困」という意味になる。 当初アメリカで見られたこのワーキングプア層は、日本でも「非正規雇用」が拡大したことによって、小泉政権以後どんどん膨れ上がっていくことになった。 国税庁「民間給与実態統計調査」では、2006年にワーキングプアは1000万人を超えて、2015年には約1130万人に […]

貧困ビジネスは貧困問題を解決しない。逆に貧困層から奪う

これから日本で伸びていくビジネスとは何か。高い需要と共に巨大化していくビジネスとは何か。それは「貧困ビジネス」である。 現在、東京の山谷や大阪のあいりん地区では、簡易宿泊所が「福祉の方、歓迎」という看板を出して、生活保護を受けている貧困の労働者たちを取り込んでいる。 あるいは暴力団の関係者がこうした労働者を集めてタコ部屋に放り込み、生活保護を受けさせてそれを宿賃という名目で大半を搾取するようなビジ […]

バブル崩壊、就職氷河期、引きこもり、格差の次に何が来る?

金融広報中央委員会が実施した「家計の金融行動に関する世論調査(単身者)」の2016年版を見ると、ここ10年で金融資産を持たない世帯比率がどんどん上昇しており、今や48.1%にもなっていることが結果として記されている。 2007年は30%だったので10年経って「貯金がない層」が約18%も増えたということになる。 収入を得ることができない高齢層が人口比率で見ると増えているので「貯金がない」という層が増 […]

地獄と化していく世界では、プラス思考はあまりにも無力だ

「プラス思考などを持っても成功できない」 この事実は、ニューヨーク大学で心理学教授をしていたガブリエル・エッティンゲン教授がすでにいくつもの実験を通して1991年に結論を出していた。 エッティンゲン教授はプラス思考で成功できるどころか、場合によっては成功すらも遠ざける危険性があるということも指摘している。 プラス思考で夢を見ると「人は頭の中でそれを達成し、現実世界の逆境を乗り越える行動力が低下する […]

今となってはもう手遅れ。次は、貧困に慣れることを考えよ

2015年の「家計の金融行動に関する世論調査」では、2人以上の家庭における金融資産保有・非保有世帯を合わせた金融資産保有額の平均は1209万円だった。 しかし、この数字はからくりがある。全員が全員1200万円程度の資産があるというのは錯覚で、資産を少ない順から多い順に並べると、その中央値は約400万円だったと金融広報中央委員会は指摘する。 つまり、実際には400万円程度の資産というのが平均であると […]

今後、非人道的なまでに弱者が切り捨てられる10の理由とは

政府の財政がどんどん悪化していく都度、税金は高くなっていき、福祉は削られていく。すでに年金の削減は、微細ながらも少しずつ行われているし、医療の自己負担も負担額が上昇している。 しかし日本は、少子高齢化という社会を自滅させる要因を誰も真剣に解決しようとしないので、この状況を好転させることができない。 問題を放置して対症療法をしていても、一時的にはなんとかなっても遅かれ早かれ問題はさらに深刻化してぶり […]

学歴・会社・資格に頼っている人は未来がないという現実

大学卒という学歴があまりにも陳腐化してまったく意味をなくしてしまっており、大学は奨学金という名の借金で地獄に堕ちるためだけに行くところであると多くの学生が自虐するようになっている。 それでは、資格を取れば何とかなるのではないかと長い時間と労力と金をかけて国家試験に挑む人も増えている。 ところが、そうやってすがるように国家資格を取っても、やはりそれでは食っていけないという底なしの蟻地獄のような現状も […]

グローバル化に対する反乱が先進国で起きていることを知れ

ドナルド・トランプとヒラリー・クリントンの大統領選挙での骨肉の争いは、アメリカの国民の分断と亀裂を象徴していた。 これは、グローバル化によって多大な恩恵を受けた富裕層と、グローバル化によって困窮化し、追い詰められた貧困層との分断でもあった。 ヒラリー・クリントンを支持したのは富裕層であり、都会の住民たちだった。彼らはみんなグローバル化の恩恵を享受している層である。メディアが華々しく取り上げるのも、 […]

「労働力の薄利多売」が起きている時代を生き残る方法とは

日本は依然として過労死が起きている国だが、それと同時に働いても給料が入らないサービス残業もまた起きている。ブラック企業にいいように使われているのである。 こうした労働問題を報道していた朝日新聞でも部下が申請した出退勤時間を上司が改竄するという悪質極まりない事件を起こして嘲笑されている。 ブラック企業を批判する新聞社がブラック企業だったというのだから、笑えないブラック・ジョークだ。 こうしたブラック […]

トランス脂肪酸の問題は、実は貧困問題でもある理由とは?

アメリカでは現在マーガリンに含まれる「トランス脂肪酸」の規制に入っており、2018年6月以降は禁止されることになっている。 これは決定事項である。各食品会社はアメリカで「トランス脂肪酸」を使った食品を売ってはならないことになる。一部の例外はあるが、ほぼ全面的な規制であると捉えてよい。 現在、まだ禁止になっていないのは、猶予期間を与えられているからであり、安全だからではない。「トランス脂肪酸は安全と […]

「将来に対する夢や希望」がないから問題が起きているのだ

もし、将来は右肩上がりでどんどん収入が増えることが約束され、給料も働けば働くほど増え、株式も土地も買っておいておけば知らない間に膨れ上がっていくような世の中になったとしたら、あなたはどうするだろうか? どんどん金が入ってくるのだから、欲しいものは何でも買うはずだ。 貯金してもいいが、貯金をしなくても、少し働けば満足いく給料が転がり込み、しかもそれが右肩上がりで増えるのだから将来に何の心配もない。 […]

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