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トランプとアマゾンの対立の裏側にはいったい何があるのか

2018年3月29日。全世界を制覇する巨大物流企業アマゾン・ドットコムの株価が突如として値崩れしていった。 何が起きたのか。別にアマゾンの経営に問題があったわけではない。逆だ。アマゾンに対して「やり過ぎだ」と声が上がったのだ。 それを言ったのがアメリカの大統領ドナルド・トランプであったことから、その影響力に投資家が不安を感じてアマゾンの株式を投げ打った。 トランプ大統領はどのように言ったのか。ツイ […]

「敵を育てて最後につぶす」手法で中国はアメリカの標的に

アメリカには数多くの軍需産業がある。ロッキード、ボーイング、レイセオン、ノースロップ・グラマン、ゼネラル・ダイナミックス、ハネウェル、ロックウェル等々……。 そのどれもが超巨大企業であり、それぞれが十数万人もの社員を抱え、さらにはそのグループ会社、子会社、孫会社が存在する。その上に、アメリカ政府もまた約150万人もの兵士を抱えている。 軍需産業は戦争をするために存在している。世の中が完全に平和にな […]

日本人よ。妙な美辞麗句を押しつけられたらワナだと気付け

日本人は「友好・親睦」「暴力反対」「人類みな兄弟」「差別反対・平等」みたいな美辞麗句がことさら好きな民族だ。 もちろん、誰でもその逆を望まないのは確かだ。しかし、こうした「美辞麗句」を自分だけ信じていたらどういう結果になるのかという大事な視点を忘れてしまいがちだ。 世界は憎悪で満ち溢れている。人間の歴史は戦争の歴史である。たとえば、戦後70年で戦争をしなかった国は国連加盟193カ国のうち8カ国しか […]

スマートフォンは使いたくないという高齢層が日本を滅ぼす

ビル・ゲイツは1994年にはすでに「将来、銀行はなくなる」と発言しており、最近も「銀行機能は必要だが、今ある銀行は必要なくなる」と同様の発言を繰り返して時代の変わりを予告している。 現在、全世界でスマートフォン上での決済が標準になっており、キャッシュレス化がどんどん進んでいる。キャッシュレス化はフィンテック(ITを活用した革新的な金融サービス事業)によって進められている。 つまり、銀行機能はハイテ […]

予知する民族ではなく、サバイバルできる民族になるべきだ

(東日本大震災の記憶は、今もなお生々しく日本人の記憶に残る。問題は、4枚のプレートが重なり合っている真上に位置する日本には、巨大な地震がこれからも必ずくるということだ。日本人はサバイバルできる民族でなければならない理由がここにある。改めてこの記事を読んで欲しい) 阪神・淡路大震災が起きたのは1995年1月17日だった。すでに20年前の話になる。この地震は都市を直撃して死者6434名、行方不明者3名 […]

本当なのか? 数年のうちに長寿が実現し寿命は100歳になる

私は今後、ナスダックの優良企業を取り込んだ重要なETFを全力で増やしていくというのは、『鈴木傾城のダークネス・メルマガ編』で公言している。 実際、私は2018年2月からの株式市場の調整の中で、このETFをかなり大量に買い込んでいるのだが、それだけでなく、これからの配当や利益の大半をここに注ぎ込む予定でいる。 ところで、ナスダックと言えばハイテク産業の超優良多国籍企業がひしめいている市場なのだが、私 […]

日本の学校は、考えない人間を5つの方法で生み出している

(卒業式を控えるこの時期になるといつもアクセスが増えるのが、以前ラジオでも紹介されたこの記事『日本の学校は、考えない人間を5つの方法で生み出している』だ。今年もまたこの記事のアクセスが増えてきている。そして、教育の裏側にあった社会の思惑に学生は気付く) 多くの日本人は勘違いしているのだが、物を覚えるというのと、考えることができるというのは別のものだ。 ・覚える。 ・考える。 この2つは似ているよう […]

現金にこだわって日本を時代遅れにするのはもうやめるべき

今、全世界が急激にキャッシュレスに向かって突き進んでいることに気付かなければならない。現金(紙幣や小銭)を使わない社会に向かっているのだ。 こうした動きはすべての国のすべての業態で広がっており、やがて「現金決済お断り」の店が普通になる時代と化す。 キャッシュレスの時代がなぜ重要なのかというと、キャッシュレスこそが次の時代の効率化と合理化の中心となり、この部分を掌握する企業や社会や国がいち早くスピー […]

現実は「銃が蔓延したらもっと銃が必要となる」悪夢の世界

2018年2月14日。米フロリダ州の高校でニコラス・クルーズという19歳の銃マニアの退学者がライフル銃を乱射して17人を死亡させ、多数の怪我人を出す事件が起きている。 今回の事件で使われたのはAR15型ライフル銃だが、このライフル銃は軍隊仕様のものである。これを19歳の、性格に問題ある容疑者が「合法的」に手に入れていた。 「AR15型ライフル銃は強力な殺傷能力があるが、アメリカでは5万円から10万 […]

全世界22億人が過体重だが、これは多国籍企業の勝利だった

アメリカのビジネス誌『フォーブス』は2017年10月12日に「米国の肥満率が過去最悪を更新、標準が少数派に」として、次のような内容を掲載した。 『肥満の人に過体重に分類される人を合わせると、人口の70%を超えるのだ。つまり、米国ではいまや「普通体重」の人が少数派だということだ』 いくらアメリカ人の身体が壮健だとしても、肥満であり続けることで健康が維持できるはずもない。 当然、アメリカ人は心疾患、糖 […]

全世界に轟くはずの才能が、埋もれて消えてしまう日本社会

日本企業は、社員がとびきり何かができなくても、平均的に何でもできることを求めている。そして、「無難であること」「平均であること」というのが非常に重宝される。 平均的であれば、組織の歯車として最適だからだ。何でも平均的にできれば、どこにでも配置できるし、さらに歯車が使えなくなったら、すぐに別の歯車と取り替えられる。 平均的であるというのは、要するに人材の「規格化」なのだ。誰かが抜けても、その抜けた部 […]

「紙幣・通帳」のこだわりが日本の銀行を滅ぼす元凶になる

日本人は紙幣(紙のお金)に価値を置き、それを管理するのに銀行に預け、自分がいくら貯金しているのかを「紙」の通帳で管理するスタイルに馴染んで、そこから離れようとしない。 しかし、デジタルがすべてを制して効率化と合理化とスピード化に向けて突っ走っている現代、「紙で管理する」という方法は時代遅れも甚だしい。 紙は汚れる。紙は破れる。紙はなくす。数えるのも大変であり、保管も大変であり、持ち運びも大変だ。さ […]

中国の世論操作を排してアメリカに賭けた方が確実に勝てる

中国の歴史プロパガンダ紙と化したマスコミ、あるいは中国の回し者と化した日本人の政治家やジャーナリストたちは、執拗に中国を持ち上げてアメリカの崩壊を叫び続けている。 もう何十年も前から「アメリカが崩壊する」とか「ドルが紙くずになる」と彼らは言い続けてきた。実際には中国の元の方が先に紙くずになりそうだが、それには触れない。 もちろん、これは親中派の世論操作であり「超限戦」とか「三戦」と呼ばれている情報 […]

日本は中国に非殺傷兵器による戦争を仕掛けられているのだ

ドナルド・トランプ大統領は、協調することなどまったく眼中になく、あちこちでトラブルをばらまいているのだが、アメリカ国内でもどんどん孤立化しており、支持率も40%を割ってしまっている。 まだ大統領に就任して1年しか経っていないのに、もう政権末期のような様相だ。世界もトランプ大統領に振り回されており、混乱がより深くなっている。 トランプ大統領は南米の各国政府とも折り合いが悪く、メキシコともベネズエラと […]

電子書籍『邪悪な世界の落とし穴』 アマゾンで刊行しました

このブログ『ダークネス』の中から社会が私たちに仕掛けてくるワナを中心に、記事を選りすぐって再構成・編集したものを電子書籍化しました。 『邪悪な世界の落とし穴(無防備に生きていると社会が仕掛けたワナに落ちる)』 2017年12月17日より発売しております。 今回の電子書籍は株式投資の話ではなく、現代の社会に存在する落とし穴について考察した記事が中心になっています。 電子書籍『邪悪な世界の落とし穴』 […]

貧困層が「切り捨て」になるから、やるべきことがあるのだ

2017年12月7日、厚生労働省は生活保護費を最大1割下げることを検討している。一般の低所得世帯の消費支出より支給額が多いとの調査結果を踏まえた上での見直しである。 生活保護については2013年も引き下げられているが、2回連続での引き下げになる確率は高い。 厚生労働省が2017年12月6日に出した『被保護者調査:調査の結果』の最新データを見ると、2017年9月時点で被保護世帯数は164万2273世 […]

それでも日本は梅毒が爆発的に増えており今後はHIVが続く

Business Insider Japanというウェブメディアが、『「梅毒感染者の増加は訪日中国人が原因」は本当か?』という記事を出している。 感染症に詳しい「専門家」の証言で、中国人が梅毒を持ち込んでいるという「説」を否定する論調だ。興味のある人はグーグルで検索してみて欲しい。 これをつぶさに読むと、中国人が梅毒を持ち込んだのかどうかというよりも、それを言っている特定の人間の攻撃に終始しており […]

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