円安で日本人の持つ貯金や現金も目減りし、国内でも物価上昇に賃金が追いつかず、政治家は無能で日本を良くする政策を取ることができず、経済状況がどんどん悪化していく。馬鹿な政治家の30年の失策のせいで、私たちは「凋落の環境」に適応する能力が求められる時代になった。(マネーボイスで読む) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位 […]
どこの国でもほとんどの人々は貯金があまり貯まらない。それは「現在の資本主義では、貯金が貯まらないような社会が構築されているから」と気づいている人は意外に少ない。 たとえば、私たちは朝から晩まで広告を見て暮らしている。 この広告というのは、人間の心理に訴えるためのあらゆる技巧がマーケティングのプロによって盛り込まれ、訴求力が1%でも2%でも高くなるように作られている。その広告が購買に結びつくように的 […]
もう日本の政治には期待するだけ無駄なので、投票率はもっと下がっていく。そして今の政治は機能しなくなる。その結果、根底から破壊されるような衝撃的かつ暴力的な出来事が発生して、今の与党も野党も吹き飛んで「新しい何か」が日本の政治を統治していくのではないか?(鈴木傾城)
金がなければ物欲も低下しそうな気もするが、実際はそうでもないようだ。金がなければないほど「欲しくても買えない」という消費に対する飢餓感が膨れ上がってしまって、より買いたくなってしまうからだ。飢えているときにスーパーに行けば無駄な食品を買いすぎるのと同じだ。(鈴木傾城)
本多静六は9歳の頃に父親を亡くして一気に貧困のどん底に落ちる生活をしていたので、貧困から抜け出すためにはどうしたらいいのか、そこに大きな力点を置いていて、著書でも「どうすべきなのか」を繰り返し説いている。それは、現代にも通じるものだった。(マネーボイスで読む) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精 […]
私自身は日本株にはほとんど投資していないのだが、案外これから日経平均は上昇していくのではないかと思っている。 日本人を苦しめている円安と物価上昇だが、これによって日本企業は軒並み値上げしているので、売上の金額はそれなりに上がるからだ。仮に実質的な成長がマイナスであったとしても、名目的な成長はプラス(数字だけはプラス)になるので、株価もそれに合わせて上がる。 分かりやすく言えば、「物価が上がるので株 […]
私たちは誰も「未来がこうなる」と予言することもできないし、「世の中を見通す」こともできない。こうなるかもしれないと予測することはできるが、その予測に賭けるのはギャンブルである。なぜなら、世の中はいつでも予期せぬことが起こり、軌道が変化するからである。(鈴木傾城)
最近、「日本円が紙くずになる」「日本円の紙くず化が最終ステージ」という論が雑誌に出てちょっとした騒ぎになっている。本当に日本円が紙くずになるのか、そんなことは誰にも分からないのだが、私自身が信じていることがあるとしたら、それは以下のものだ。 長期的に見れば、日本円の価値はもっと下がっていく。 紙くずになるかどうかは知らないが、日本円の価値は下がる。相場の短・中期的な上げ下げはあるだろうし円高に振れ […]
資産がない高齢者が「ゼロで死ぬ」を目指すと、あっという間にカネを使い切る。だから、ほとんどの人は「ゼロで死ぬ」なんか目標にしてしまうと「マイナスで生き残る」になってしまう。もともと資産が足りない人は「ゼロで死ぬ」前に「今も足りない」のである。(鈴木傾城)
日本政府は留学生・技能実習生・単純労働者・インバウンドで大量の外国人を流入させて、働かせて、日本に定着させている。政府はこれを「多文化共生」と言っているのだが、多文化共生とは実質的には移民政策である。 政府は死んでも、これを「移民政策」とは言わない。 政府が勝手に移民政策を進めているとバレたら国民から「何を勝手にやっているのだ?」と突き上げられるからである。「国民に移民政策を進めるのが是なのか問う […]
投資セミナーなどを開いて、それらしい話をして「投資したら倍になる」「元本保証」「絶対に儲かる」とか言い出すと、120%詐欺の話なのだが、それでも世の中には次々とカモが現れて彼らにカネを託すのだから興味深い。こういうのを見ていると、真の金融リテラシーとは何かに気づく。(鈴木傾城)
多文化共生は、普通の日本人労働者にも深刻なダメージを与えることになった。多文化共生が進むことによって労働者は低賃金・悪条件でも働く外国人と同レベルで働くことになるからだ。しかし、政治家・経団連・経済同友会・官僚たちなどの「上級国民」たちは粛々とそれを進める。 プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精通 […]
年金で暮らすこともできないのに寿命だけは続く。もし、60歳になった時点で老後を支えるだけの資産が十分にあると思ったら、それは幸せなことである。もし、そうではなかったらどうしたらいいのか。そのときは「幸せを感じるダウングレード」を模索すべきではないか。(鈴木傾城)
高収入ではない人が投資をするためには投資資金を作る必要があるのだが、そのためには収入を増やしつつ支出を減らす必要がある。しかし、今の時代はそれほど簡単に収入を増やせるような時代ではない。 それでは、何をするのが効率的なのかというと「支出を減らす」が一番理に適っている。つまり、支出を減らすための「ライフスタイル」と「的確な考え方」があれば資金(ストック)が増やせるということになる。 高収入ではない人 […]
自民党があまりにも無能な政党であるのは十分に分かっているのだが、岸田政権も無能を引き継いでいるので、今後の状況はさらに悪化するだろう。岸田政権で経済が良くなるとは誰も思っていない。ただ、自民党はこうなっても「腐っても鯛」のような存在であるのが問題だ。(鈴木傾城)
欧米先進国がスパイ網を張り巡らせる中国の排除に動いているが、その中国人の工作員は日本にも入り込んで工作活動をしている。ところが、日本政府はまったく動かない。動かないどころか、中国人の留学生や労働者や観光客を大量に入れ、日本の土地を無防備に買わせて完全に野放しだ。(鈴木傾城)
今後はより貧しくなった日本人は「賞味期限切れ」の食品すらも「安いから」という理由で好んで食べるようになる。そして、企業もそれが売れるとなったら、いくらでも賞味期限切れを提供するはずだ。質が落ちていたり、腐りかけていたとしても貧困層は気にしなくなる。安いからだ。 プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精 […]
ロシアとウクライナの戦争が泥沼化していたり、パレスチナとイスラエルの紛争が突如として起こったり、原油価格が上昇したり、世界ではいろんなことが起きている。国際情勢は「悪化している」と言える。 これによって、だいたいアメリカ、中国、日本を含め、どこの国の株式市場も下落してしまった。 実体経済も悪化の道を辿っており、つい半年ほど前まで市場を支配していた「今回はリセッションはないのではないか?」という楽観 […]