一般

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政治家はいつまでも「自分たちは安全地帯にいる」と思わないほうがいい

「こんな社会を打ち壊したい」と思う人は大勢いる。もし正攻法では日本社会を変えられないのであれば、危険な考え方をする人が登場しても別におかしくはない。テロや、破壊的暴動や、クーデターは、一瞬にして社会を変える力があるのは歴史が証明している。(鈴木傾城)

重要なのは「世の中を見通す能力」ではない理由と、代わりに必要な重要なもの

私たちは誰も「未来がこうなる」と予言することもできないし、「世の中を見通す」こともできない。こうなるかもしれないと予測することはできるが、その予測に賭けるのはギャンブルである。なぜなら、世の中はいつでも予期せぬことが起こり、軌道が変化するからである。(鈴木傾城)

70%の日本人は「ゼロで死ぬ」を目標にすると「マイナスで生き残る」になる?

資産がない高齢者が「ゼロで死ぬ」を目指すと、あっという間にカネを使い切る。だから、ほとんどの人は「ゼロで死ぬ」なんか目標にしてしまうと「マイナスで生き残る」になってしまう。もともと資産が足りない人は「ゼロで死ぬ」前に「今も足りない」のである。(鈴木傾城)

健康寿命を失い、貯金もなく、年金で暮らすこともできないのに寿命だけは続く

年金で暮らすこともできないのに寿命だけは続く。もし、60歳になった時点で老後を支えるだけの資産が十分にあると思ったら、それは幸せなことである。もし、そうではなかったらどうしたらいいのか。そのときは「幸せを感じるダウングレード」を模索すべきではないか。(鈴木傾城)

富裕層でないのであれば、消費地獄を逆に利用するライフスタイルを持つといい

高収入ではない人が投資をするためには投資資金を作る必要があるのだが、そのためには収入を増やしつつ支出を減らす必要がある。しかし、今の時代はそれほど簡単に収入を増やせるような時代ではない。 それでは、何をするのが効率的なのかというと「支出を減らす」が一番理に適っている。つまり、支出を減らすための「ライフスタイル」と「的確な考え方」があれば資金(ストック)が増やせるということになる。 高収入ではない人 […]

経済が悪化して人々の阿鼻叫喚が最大に達したときが、もっとも素晴らしいとき

FRB(連邦準備銀行)は2022年3月から利上げを開始し、現在は5.25から5.5%としているのだが、2023年9月20日は利上げを見送ることに決定した。しかし、今後の見通しとしては、年内にあと1回の利上げも想定される内容となっている。 このFRBの発表を見ても分かるとおり、今後の政策金利は「より高く」「より長く」の方向性であることが決まった。あと1回の利上げがあるとしても、金利上昇局面はそろそろ […]

終身雇用の時代から使い捨ての時代になったので、生き延びる方法も変わった

企業は株主や経営者の利益を追求するようになり、社員は家族ではなくコストと化した。会社に利益を残すためには、社員に払う賃金は低ければ低いほど良い。社員の人数は少なければ少ないほど良い。低賃金・悪条件で働いてくれる方がいい。それが暴走して……(鈴木傾城)

政治の無為無策は昨日・今日の話ではない。30年もずっと続いていることの絶望

政治の無為無策は昨日・今日の話ではない。いろんな識者が解決策を出しても政府は何もしない。無策が30年もずっと続いているのである。30年も日本を成長気運に乗せる能力のない政治家がこれからも政治を担うのであれば、今後も日本は厳しそうだというのがわかるはずだ。(鈴木傾城)

過去の遺産にすがりついたインバウンドビジネスよりもソフトウェアで立国せよ

観光立国みたいなインバウンドは、過去の遺産で食っていくビジネスである。外国人に来てもらって、国民が外国人に奴隷のように奉仕して食いつなぐビジネスである。そんなビジネスを国が押し進める必要があるのだろうか?日本はもっと重要な部分で立国しなければならない。(鈴木傾城)

日本人の「心」が壊れていく。日本社会の何が日本人を追い詰めているのか?

複雑化する社会、安定なき雇用、激しい競争が生み出す脱落の恐怖は、すべて現代人に密接に関わり合っていて、そのすべてが人々に激しいストレスを与え、じわじわと心を削いでいく。心が壊れていく人がこれからも増えていったとしても、まったく不思議ではない。(鈴木傾城)

ワケの分からないカタカナが出てきて、働く人たちを惑わせて貧困化させていく?

新しい能力を開発して成長産業に転身するというストーリーはとても夢がある。しかし、「正社員として雇っている中高年が邪魔になったので、そういう夢を見させて追い出す」というのが本当の意図であるとすると、なかなか邪悪で陰湿なやり口ではある……。(鈴木傾城)

人手不足でも失業・困窮が減らぬワケ。企業はリスキリングした従業員を雇うよりも、人工知能やロボットに置き換える=鈴木傾城

日本政府は「リスキリング」と言うが、今後は人工知能が仕事をありったけ奪って、資格やら技術やら持った人間よりも人工知能の導入を好む企業の方が増えて、慢性的な失業者・困窮者が増える可能性の方が高いのではないか。そうなると、また税金を上げるのだろうか?(鈴木傾城) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精通 […]

中高年も激増「ひきこもり」146万人の衝撃。日本の親には「何が何でも自立させる」という意思が足りない=鈴木傾城

内閣府の調査で、15歳から64歳までの約2%にあたる推計146万人がひきこもりの状態になっているというのが分かった。以前は推定100万人であると言われていたが、146万人に増加した。いつまで経っても自立できない子どもは、親を精神的にも経済的にも消耗させている。親から自立ができない人生は、自分の人生とは言えない。(鈴木傾城) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐま […]

さらば、政治よ。有権者はもう政治に期待することは完全にやめてしまった

岸田文雄は総理大臣になる前、「令和の所得倍増」を掲げていた。ところが、総理大臣になった瞬間に「倍増は言葉通りの意味ではない」と約束を反故にした。騙された国民は「やっぱり」と思って、ただ白けた目で岸田首相を見ているだけである。政治?誰も何も期待していない。(鈴木傾城)

中高年は政府が「リスキリング」をゴリ押しする裏に気づけ。会社から切り捨てられ、困窮しても自己責任だと嘲笑される日が来る=鈴木傾城

2000年代からフリーターを選んだ若者たちは現実を知ることになった。フリーターというのは、「企業が低賃金で若者を雇って好きな時にクビを切る使い捨ての人員だった」という現実だ。最近、日本政府は「リスキリング」を強調しているのだが、その意味は何なのか?(鈴木傾城) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精 […]

あまりにも「従順な羊」過ぎる今の日本人。果たして日本人は目が覚めるのか?

政府のやりたい放題を止めるには、選挙に行くことも重要だし、政府に対して強めの抗議デモを行なって、民意を激しく叩きつけることも重要だ。何もしないのなら、日本人はボロボロになるまで搾取され、酷使され、不幸にされていく。日本人はどこかで目が覚めるのだろうか……。(鈴木傾城)

凋落が進み弱肉強食化する日本社会。どん底に転落しないためにすべきこととは?

2020年代に入って社会はますます弱肉強食の資本主義になっている。この中で経済的などん底に転落していく人も多い。うかうかしていると誰でも苦境に落ちる。そんな中で転落しないで生きていくためには、どうすればいいのか。何か特別なマジックが必要なわけではない。(鈴木傾城)

食料品の値上げや食料不足の深刻化から日本を守るために政府はさっさと仕事しろ

「外国から安く買えるのであればそれでいい」が通用するのは平穏な時代だけ。原材料の上昇、物流の混乱、取引国の輸出停止はいつでも起こり得る。混乱がやってきた時、自給率が低い国は真っ先に飢えて滅ぶ。日本を守るために、政府は自給率を上げて日本を守れ。(鈴木傾城)

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