一般

2/30ページ

何もしなければ何も変わらないが、人々が意図的に「現状維持」を望む理由とは?

年収300万円台のサラリーマンは、年収100万円台の非正規雇用者を見て「なんで這い上がる努力をしないのか。非正規雇用で働いているのが駄目なんだ。正社員で働ければ300万円台にいけるのだから正社員になれるように努力しろ」と思っているのかもしれない。しかし……。(鈴木傾城)

日本人は先進国で生まれて「運が良かった」はずだが誰もそれを享受できない?

日本は曲がりなりにも先進国である。「まだ、個人の努力で成功をつかみ取るチャンスは残されている。努力で成功することは不可能ではない」と主張する人もいる。しかし、もっと時代が進めば、もう個人の努力ではどうしようもないほどの状況になってしまうのだろう。(鈴木傾城)

ジョブ型雇用の転換で、今後は自分の人生の浮沈は否が応でも自己責任になる?

日本企業と日本政府が進めている「ジョブ型雇用」は、終身雇用も年功序列も完全に捨て去る雇用の大転換となる動きである。すごい能力を持つ人間は高給で雇い、そうでもない人間は低賃金で使い捨てるというものであり、これまで日本経営とは完全に決別するものとなる。(鈴木傾城)

批判者や敵対者を転向させるよりも効率が良く成功率も高いたった1つの方法とは?

人々には自分なりの考え方や生き方があって、どうしてもそれを変えることができないコアになる部分があるのだ。たとえば、宗教的なものや政治的な主義主張に関する事柄は、往々にしてそれを認めない人と激しい論争や対立を引き起こす。そして互いに分かり合えることはない。(鈴木傾城)

日本人もやがては社会的な不満を背景に、政権や政治家に激しい抗議を行う日がくる

自民党は問題を解決できる政党ではない。解決どころか悪化させるばかりだ。だから、それが最後に社会的な破壊を生み出すことになって誰が驚くのだろうか。閉塞した時代は、必ず最後には広範囲な社会的暴力が広がっていく。日本でも環境が整えば起きる暴力が台頭する日が来る。(鈴木傾城)

将来は不安定で予測もアテにならない。それなら結局どう行動したらいいのか?

何をどうしても正確に見通せないという現実がある以上、それを求めるのは単なる「ないものねだり」で意味がない。アメリカの大統領ですらも毎日のように想定外に見舞われている。そうであれば、私たちが本当に求めなければならない能力とは何だろうか?(鈴木傾城)

日本が日本国軍やスパイ防止法を設置するのは「右傾化」ではなく国防の常識だ

どこの国でも治安維持のために警察があるように、国防のために国軍があるのは当然すぎるほど当然のことで、それは右傾化ですらもない。当たり前すぎて他の国の人々は国軍の存在に疑問すら抱かない。国軍という「必要なもの」に拒絶心を持つ日本人がどうかしているのだ。(鈴木傾城)

岸田政権はもう見込みがないのは言うまでもないのだが、もっと悪いことがある

2022年はグローバル経済にとっては長く苦しい年であった。ロシアとウクライナの戦争は泥沼に陥り、欧米は数十年ぶりのインフレに苦しみ、中国はゼロコロナ政策で経済がスローダウンしたままと化した。 こうしたグローバル経済の混乱を受けて株式市場は一年に渡って、ずるずると停滞したままであった。 日本は日本で、岸田政権がひたすら増税路線に突っ走っており、日本国民から激しい非難を受けている。 岸田首相は首相にな […]

死刑制度は正しい。この制度はそのまま継続し迅速に執行するのが正しいあり方

「死刑は野蛮であり残酷であるから廃止すべきだ」という声もある。これは視点がおかしい。残虐な凶悪犯はそれ相応の罪を犯したわけだから、むしろ加害者の存在そのものが野蛮であり、残酷なのだ。きちんと法に則って死刑に処せられるというのは秩序に則っている。(鈴木傾城)

2022年の社会環境の変化で、GAFAもまた「7つの要因」で凋落していくのだろうか?

GAFAはビジネス的な困難にぶち当たりながらも巨大な影響力を保ち続けるだろう。しかし、GAFAと言えども常に最強でいられるわけではなく、いずれは力が削がれていく日がどこかで必ずやってくる。2022年は、そうした方向に向かう「転機の年」であるのかもしれない。(鈴木傾城)

Twitterを買収したイーロン・マスクは果たして人類を救うことができるのだろうか?

自由をどんどん認めると地獄絵図になる。自由を強く規制すると監視システムになる。イーロン・マスクはこの矛盾をシステムで解決しなければならないのだから、難儀な企業のCEOになったものだ。いずれにしても、今のSNSというのは末期症状の真っ只中にあって変革が求められている。(鈴木傾城)

自民党を支持するというのは、もはや自分で自分の未来を殺す自害行為も同然だ

自民党を支持すればするほど、日本国民は増税されて首がぎゅうぎゅうに締まる。自民党を支持すればするほど国が衰退して貧困になる。自民党を支持すればするほど、年金も引き下げられるし受給年齢も後に延ばされていく。自民党を支持しても私たちの生活はもう良くならない。(鈴木傾城)

ネットカフェで暮らす貧困層と億超えマンションで暮らす上級国民が生み出す分断

平均所得が最も高い区である港区は平均所得1023万円だが、足立区は335万円である。これくらいの差ならまだ何とか分断は起きないだろうが、これが10倍も20倍も違ってくるようになると、暮らしも違ってくるし、感覚も違ってくる。日本社会は階層で分断してしまうのだ。(鈴木傾城)

  • 2022.10.11

今後も雇われて給料をもらう生き方を続けていたら苦しみしか得られなくなる?

相当なスキルを持っていない限り、「雇われて生きる」という生き方では厳しい戦いを強いられる。場合によっては貧困地獄に落ちてしまうこともあるだろう。グローバル化と多文化共生が止まらないのなら「雇われて生きる」というのは誰にとっても安定した生き方になり得ないのだ。(鈴木傾城)

2023年。避けられなくなってしまった地獄のリセッションに備えはあるだろうか?

景気後退がやってくる。潰れないと思った会社も潰れるし、一生安泰だと思った正社員もリストラの憂き目に遭うし、就職できると思った人は内定がもらえなくなるし、非正規雇用者はまた一時休業や雇い止めに追いやられる。そういう危険が膨れ上がるのが景気後退という時期なのだ。(鈴木傾城)

果たして安倍晋三を失ってしまった自民党は、未曾有の危機に対処できるのだろうか?

自民党の保守派議員は「安倍晋三元首相という支柱を失った」上に「韓国カルト統一教会への関わりで信頼も失った」わけであり、もはやこれまでのような求心力は消えたのだ。そして、自民党全体に対する信頼感もなくなった。自民党は今後、苦境に落ちていくのだろう。(鈴木傾城)

安倍元首相が凶弾に倒れて社会が激震したのを、何も持たない層はじっと見ている

安倍晋三元首相は凶弾に倒れた。もはや失うモノがない弱者は、この出来事をじっと見つめているはずだ。「そうか、憎む相手にテロを行えばルサンチマン(復讐感情)を晴らせ、社会を激震刺せることができる」と気づいたはずだ。とすれば、これから社会のどん底にいる人間たちが、社会に牙をむくのである。(鈴木傾城)

物価高で追い込まれるFIRE。「経済的不自由の中の時間の自由」がFIREの正体か?

最近は、FIREと言っても潤沢な資金を手に入れて早期退職に入るわけではなく、1000万円にも満たない金額で無理やりFIREに入る人もいる。「資産400万円でセミリタイア」みたいな人まで出てきており、こういう人たちは「底辺FIRE」と言われるようにもなっている。(鈴木傾城)

1 2 30